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なかなかまとまった時間か取れず、2週間開いてしまいました。 カタカナの練習に入りました。 どの字でも出てくる「はらい」はホント苦手ですわ。 まあ、はらいだけじゃないんですけど、ミの線ってどうなってんの? 入りからして分からないんですが。 あとヘを書くと、後半自分の手で行先が見えないんですが、これはペンの持ち方の問題でしょうか。 横向きのはらいが特に無理なので、チが1画目でコケます。 こう書けばいいはずってのは分かってるんですけど、表現がついていきません。 ぐぬぬ。
とうとうまとめまで辿り着きました。 とにかくひらがなにおける曲線は難関です。 鳥啼く声す 夢さませ 見よ明け渡る 東を 空色映えて 沖つ辺に 帆船群れ居ぬ 靄の中 「鳥啼歌」は、明治36年、新聞で新しい「いろは歌」が募集されたときの一等に選ばれたもの。 天(あめ) 地(つち) 星 空 山 川 峰 谷 雲 霧 室 苔 人 犬 上 末 硫黄(ゆわ) 猿 生ふせよ 榎の枝を馴れ居て 「あめつちの詞(ことば)」全てのかなを重複させずに使って作られた歌。 平安時代初
一週間ぶりの筆ペンです。 名月をとってくれろと泣く子かな 小林一茶 まんまるい十五夜の月を取ってほしいと、子どもが泣いている。 星空へ店より林檎あふれおり 橋本多佳子 星空が輝いている。 店に並べられているリンゴが、空へむかってあふれだしたようである。 これで、五十音は一通りさらったかな。 次はまとめだー。
あのー、右回りのはらいって、どうしたら書けるようになるのでしょうか。 紫陽花や溜めてはこぼす雨の音 成田蒼虬 紫陽花が咲いている。 雨が花にたまり、ときどき花が傾いてこぼれる。 その音がする。 「あめのおと」とか、はらい連発で最悪なんだけど。 大空に伸び傾ける冬木かな 高浜虚子 よく晴れた大空に、葉がなく枝が見える冬木が伸びている。 寒さが厳しく身の引き締まる感じがする。
ひらがなも、だいぶ進んできました。 何回書いても「の」難しいなあ。 春の海ひねもすのたりのたりかな 与謝蕪村 春の海。波には日があふれ、一日中ゆったりと、のどかにうねっている。 閑さや岩にしみ入る蝉の声 松尾芭蕉 ひっそりとして静かである。 蝉の声だけがしているが、岩にしみこんでいるようだ。 (その声で静かさが一層強く感じられる。)
つ、の、などもそうだけど、わ、ろ、みたいなゆっくり大きくまわってはらうの難しいなぁ。 ひらがなの中で、「ことめる」は小さく書く。 「ちら」は、やや小さく。 なぜか、「の」って小さく書く気がしていたけど、案外でかいのね。 斧入れて香におどろくや冬木立 与謝蕪村 斧を打ち込むと、新鮮な木の香がした。 枯れ木のようにみえたので、よけいに驚いた。 夏草や兵どもが夢の跡 松尾芭蕉 ここは夢をかけて戦った古戦場である。 今は夏草だけが茂り、はかない夢のかたみのようである。
前回、少しコツをつかんだ気がしてから、なんとなく書きやすくなってきました。 結びのあるひらがな。 平結びと三角結び。 平結びでもいいけど、三角結びでも書けるのは「まほなね」。 よく見ればなずな花さく垣根かな 松尾芭蕉 よくみるとちっぽけなナズナの花が、垣根のふもとでさいているよ。 赤とんぼ筑波に雲もなかりけり 正岡子規 筑波山に赤とんぼがとんでいる。雲一つない澄みきった青空である。 「ね」って、難しい…。