ママの成長日記
出産後すぐから母子同室であった為、息子の授乳やオムツ替えは練習と合わせた実践だった。
その際、担当の看護師(助産師)から授乳、おしっこ、うんちの回数が分かるようにベビーベットに括り付けられたボードに記録するよう指導された。
そして、入院中に行われたミルク指導で、育児日記なるものを貰った。
産後2日目で恥骨結合離開になり、入院中、車椅子生活になった私は、病院では、新生児授乳記録をしっかり記入していたが、退院してからは、そんなゆとりもなく、記憶も曖昧なほどであった為、育児日記も空欄が目立つ。
そして、2週間健診に出向いた病院で、入院中、隣り部屋だったFさん親子と再開した。
若いママさんだと思い気遅れてしていたが、年が近い事が分かり、意気投合。
次の1ヶ月健診が楽しみになった。
むかえた1ヶ月健診、Fさんとまた会話が弾む。
最初、ママの健診、次に子どもの健診という流れの中、私は、忘れてはいけないと日々の息子の様子や心配事を書いたメモを持って臨んだ。
ふと、Fさんをみると、ミルク指導で貰った育児日記を持って臨んでいた。
チラリと見えた中身は、びっしり書き込まれており、Fさんの真面目な性格が滲み出ていた。
そこからもっと真面目に記入しようと私も取り組んだものの、すぐには定着せず、3ヶ月を終わる頃になってようやく日記がうまるようになってきた。
これでようやく振り返りが出来るようになったのだ。
長い道のりである。
ここで初めて、退院時の写真を撮り忘れた事や、買ってあったのに使わなかった諸々を思い出した。
あとの祭りである。
産後に物忘れが酷い事も理解したので育児日記に予定も書き込む事にした。
(お宮参りをした神社から6月末の大祓いにお呼ばれしていたのを忘れてしまった、、、)
ミルクやオムツ替えの度に確認するので、予定を忘れずに済んで助かっている。
本来の使い方ではないが育児日記も十人十色だろう。
私が予定を書き込んだり、忘れてはいけないことを書き込む事によって、オリジナリティあふれる育児日記となっている。
まだまだ育児も始まったばかり、上手くいかない事もたくさんある。
それでも、息子と過ごすキラキラした時間がある事が誇らしい。
日記をつけたからといって良いママになる訳ではない。
育児日記には、色々な失敗談や育児の悩みも満載だ。
それでも、積み重ねた日記は、ママとしての成長日記でもあるのだ。
これからも大切に綴っていきたい。
#育児日記
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