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どの自己啓発本にも書いてない、自分だけの自己啓発のやり方

第一章 やる気100%と0%を1日の間に繰り返す

 「うつ」という病気があります。その関連語に「双極性障害」があります。「うつ状態」と、「そう状態」(ハイになって攻撃的になる)を繰り返す病気だそうです。ググりました。私は双極性障害なのかと思い、ネットの診断をしました。「双極性障害の可能性があります。医者に行きましょう」と出ました。というか、出しました。よくよく調べてみると、私は双極性障害ではなく、完璧主義とPMSの気分の浮き沈みでした。単なる生理でした。

 女性は1か月の間に、うつ期→まったり期→きらきら期を過ごすそうです。ググりました。私は、この循環を双極性障害だと思ったのです。

 しかし私は、この生理にも疑問を持ちました。実は私は、一日の間に気分が浮き沈みするのです。それも毎日。

 そこで私は、自分の一日の気分のルーティーンを観察することにしました。まず、私は朝、起きてすぐは憂鬱です。目が覚めて約一時間、すごく気分が晴れやかで、行動したくてうずうずします。気分は高揚しており、休みの日でも雨の日でも外に出たくなります。昼前、丁度お腹がすいたぐらいの時間帯、気分が一気に落ち込みます。眠くなったりもします。昼ごはんを食べている間、また食べた後1時間から2時間、最高に気分が良いです。もうずっと笑顔です。2時間後、ガクッと落ち込みます。何もやる気が起きなくなります。そこから甘いものを食べても、コーヒーを飲んでも、何をしても気分はずっと沈んでいます。トイレが近くなったり、スマホを永遠に見たりします。まるでうつ病のように常にネガティブなことを考え出します。一時間前はあんなに行動的で元気だったのに。別人のようにダラダラします。この憂鬱は夕食を食べ終わって治ります。夕食を食べて1時間後、自分でも驚くほど饒舌に人と話します。最後に気分の高揚は、夜中の2時ぐらいまで続き、眠れません。

 この気分の浮き沈みルーティーンは、休みの日だろうが学校があろうが関係なく変わりません。

 私はこの一日の気分ルーティーンと、生理のPMS(気分が生理で落ち込むこと)が同時に起こることを知りました。例えば、生理のうつ期に一日のうつ時間が重なると、うつの時間が長く、深くなります。逆にきらきら期と一日の高揚時間が重なると、うつの時間が少なくなり、何か新しいことに挑戦したくなります。

 この二つの傾向を「知る」ことが大切だとわかりました。うつ期×うつ時間が重なる日は、風呂に入るのも、歯磨きするのも億劫で、何もできなくなります。これを知ることで、風呂は入れるときに入るとか、やらなきゃいけない宿題はきらきら期にやるとか、自分で調節することができます。反対に、きらきら期には、新しいことに挑戦したくなるので、宿題や普段の掃除などに手が付けられません。それも考えて、「普通」の時に何もかもやっておく。それが必要であると感じます。難しくてまだできないけど。

 

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