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テンポが良くて、サーッと最終話まで見ちゃいました。:ドラマ評「リンカーン弁護士」

マシュー・マコノヒーの映画版(2011年)、結構好きだったんですよね。
カッコいいけど、ちょっとチャラい感じもあって、でも実は芯が通ってる…ってマコノヒーの「ミッキー・ハラー」が良かったので、ちょっとモサい感じがしなくもないwマヌエル・ガルシア=ルルフォのミッキーはどうかなぁと、ちょっと懸念もあったんですが…。
いやいや、全然杞憂。
10話を結構なペースで見ちゃいました。(火曜日から見始めて、木曜に全話終了。3話/1日以上のペースですなw)


「リンカーン弁護士」シリーズは、一つのメインとなる事件(本作ではIT長者の妻殺害容疑)をメインで追いかけつつ、複数の事件(裁判)をテンポ良く片付けていくのが基本的構図。
このドラマでも手際よく事案を捌いていくミッキーの姿が見どころの一つとなっています。車(リンカーン)を移動しながら片付けていくのが、テンポとスタイルを作ってるんですよね。


顧客のためには多少の汚い手を使うことは厭わない。
…でもその奥には譲れない線がしっかりあって、そのことが時にはミッキーを窮地に陥れたりもする。

王道の「ハードボイルド」からすると、ミッキー・ハラーには「軽さ」があるんですが、彼が内心で堅持している「譲れない線」が、「ハードボイルド」作品としてこのシリーズを位置付けています。
そのキャラクターが、二人の<元>妻や娘との親密な関係に貢献してるのですが、時にはそれが軋轢にもなる。
本作でも最初の妻マギーとの関係にそれが垣間見えます。


ラストの引きからすると、「シーズン2」は考えてはいるんでしょう。
ただNetflixはいろいろ厳しい話も聞きますからね〜。
シリーズの評判はいいから期待はしてるんですが、どうかなぁ。
それを待つ間はAmazonでオリジナルドラマになってる「ボッシュ」でも見るか?
…でも、あっちはシーズン7もあるし…



#ドラマ感想文
#リンカーン弁護士
#Netflix

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