ミッシェル・ヨーが持って行きます:ドラマ評「ウィッチャー 血の起源」
Netflixオリジナルドラマ「ウィッチャー」シリーズの外伝。
ゲラルドを主人公とするメインストーリーの1200年前を舞台にしたミニシリーズ(全4話)で、怪物の力を取り入れた戦士「ウィッチャー」の誕生譚であり、エルフ・人間・ドワーフ・怪物等が共生する世界の誕生譚にもなっています。
ぶっちゃけ「ミッシェル・ヨー」が出演してるので観たんですが、予想以上にミッシェル・ヨーの存在感が強い作品でしたw。
まあ、僕が「ミッシェル・ヨー」ファンだから…ってのはあると思うですが、その点を差し引いても、これだけの雰囲気を持ったキャラクターが他には見当たりません。(ドワーフはいいとこ行ってるけど)
ミニシリーズなんで、個々のキャラクターを深掘りできないってのもあるとは思うんですが(そこらへん、メインシリーズとは違います)、主人公のカップルも、ちょっと弱い気がするんですよね〜。
設定としては吟遊詩人(ヤスキエル)に、謎の女性が1200年前の「7人の勇者」の話を語る…ということになっているので、ストーリー展開が淡白な感じでトントンと進んでいくのはそのため…とも整理はできます。
ただまあ、それにしても話の展開が早すぎ。
「7人」があっさり集合しすぎるし、なんなら「なんでこの7人が必要なの」って気がしなくもないw。
なんか主人公カップル+ミッシェル・ヨーで、城の一つくらい簡単に落とせそうな気もするし。
正直言えば「ウィッチャー」ファンもしくは「ミッシェル・ヨー」ファン以外に観るのをオススメはできないかなぁ。
アクションはナカナカだし、世界観もよく出来てるんですけどね〜。
今年中にメインシリーズの「3シーズン」が配信されるはずなので、それまでの「つなぎ」くらいの印象です。
メインシリーズの方にもミッシェル・ヨー、出てくれんかなぁ。
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