アグレッシブでイイじゃん:サカナクション「アダプトONLINE 」
LinerVoice+で山口一郎さんの話を聞いて、「アダプト」のコンセプトに興味を覚えたんですよね。
ちょうどそのタイミングでONLINEの再配信(Re:アダプト)があったので、チケットを購入。
「たまたま」…じゃなくて、アルバム発売に合わせての再配信なんでしょうけどw。
このインタビュー記事も。
セットリストは以下。
・multiple exposure
・キャラバン*
・なんてったって春
・スローモーション
・『バッハの旋律を夜に聴いたせいです』
・月の椀*
・ティーンエイジ
・雑踏
・目が明く藍色
・DocumentaRy
・ルーキー
・プラトー*
・アルクアラウンド
・アイデンティティ
・ショック!*
・モス
・夜の踊り子
・新宝島
・忘れられないの
・フレンドリー*
*は「アダプト」から
前半はニューアルバム「アダプト」の曲を交えつつ、コンセプトアルバムっぽく、ストーリー性を感じさせる構成。(最初の配信時点では「アダプト」の曲は未発表)
後半はヒット曲を立て続けに、「アゲアゲ」な展開。
それを立体的なステージで、演出や、寸劇、多彩なカメラワークで、MV的ライブを見せてくれます。
この前半の展開が、このコロナ禍を踏まえてのチャレンジ…というところでしょうか?
Spotify等のストリーミング配信を<窓口>として、そこから自分達に興味を持ってくれた人を囲い込みつつ、<オンライン配信ーライブーアルバム配信>のループでファンとのつながりを強くしていく。
サカナクション(山口一郎)がやろうとしているのは、こういうことでしょうか?
ストリーミング配信を正面から捉えて、コロナ禍でスポットが当たったオンライン配信も取り込みつつ、新しい仕掛けを作っていくってのは、まあ山口さんらしいw。
一方でLinerVoice+で言ってた、「もうブルーハーツや尾崎豊のような存在はミュージックシーンからは出てこない」みたいなのは、ちょっと寂しいかな。
ある意味、「的を射てる」とは思うものの、音楽にはやはり「力」がある…と僕は思っているので。
もちろん、それは「CD100万枚セールス」みたいな時代がもう一回やってくる…というのとは違うとは思いますけどね。
「音楽の可能性を試す」
結局、サカナクション/山口一郎がやろうとしてるのはそういうことで、だから「期待」してもいるわけです。
それにしても「嶋田久作」。
ハマるな〜w。
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