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梅雨の最中の野外フェス。

小さな野外フェスが今年も梅雨の只中に開催された。

今回もデジタル一眼とフィルムカメラの2台持ちで臨む。
重たいし、小雨が降ってるし、未舗装の足元は存分にぬかるんでいて時折足を取られるけれど、とにかく絵になる場所だから譲れない。本当はもう一台持って行ったっていいくらい。いろんなフォーマットで収めたくなる。


見上げれば目も覚めるような曇天、時折思い出したように落ちてくる雨粒。一方、地上にはご機嫌な音楽。淹れたての珈琲と冷えたビール、ご飯の匂い。寒くも暑くもなく、日にも灼けず、ほとんど虫刺されもないという結構奇跡のコンディションだ。


会場内の一角で開催されていたフリマにて衝動買いした派手なアロハシャツ1,000円と新品同様コンビネゾン3,000円にも後悔の念はなし。



夜になってイベントが終わり、海沿いを走る路線バスに乗って電車の駅へと辿り着く。電車の車輌に乗り込んで本日初めての明るい照明に晒された自分の足元を見て愕然とした。長靴が田植えを終えてきたみたいじゃないか!車内にぽろぽろ泥を落として申し訳ないやら恥ずかしいやらで、降りるまで肩身が狭かった。

家に帰ってカメラを確認してみるとそれほど枚数は撮っていなかった。音楽聴いて、ステージの転換時はコーヒー飲んだりフリマをパトロールしたりで楽しさが忙しかったから仕様が無い。


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