#1 ハサミ×紙ぶくろ 紙を切り抜いて「文字をかく」
かくもの×かかれるものシリーズ#1
「字を書く」といったら多くの人が ペンや鉛筆、筆を思い浮かべると思います。
しかし、今回は、紙とハサミを使って「字をかいて」いきます。筆記具は一切使いません。
どんな内容になるか、小ばなしをはさんでから参りましょう。
1. 小ばなし:ハサミ
今回使っていく「ハサミ」。
安全性が重視された子ども用から、段ボールのような厚紙用まで色々な種類のものがあります。
中でも、事務用や調理用のもので刃がカーブしたものを見たことはないでしょうか?
実はこれ「ベルヌーイカーブ刃」といい、根本部分で切っても刃先部分で切っても、切れやすさが一定になるように作られているんだそうです。
その理由は、刃の角度を常に30度を保つから!! この角度が一番切りやすいんですねぇ。
ということで、今後ハサミを使用していく中で 切りにくさを感じたら、
お使いのハサミの刃の角度が30度になるところを探してみてもいいかもしれませんね!
2-1. 本題:紙を切り抜いていこう =手順と準備編=
今回はあえて一切筆記具を使わずに、下書きナシでやっていきます。
そして切っていく「もの」ですが、コピー用紙を切るのもいいですが少々つまらない。。。
家の中も探して見つけたのが「紙ぶくろ」。押し入れにたくさん溜まってました。いずれ捨てなくてはならないものです。思いっきり自分の創作活動に活用していきましょう!
-今回の「かくもの」
ハサミ(使う際は充分にご注意ください)
-今回の「かかれるもの」
紙ぶくろ
-手順
1. かく字を決める。
日本語でなくても構いません。簡単そうな字を選んだり、好きな言葉でも素敵。
2. ハサミ入刀!! 切ってかいていくのみ!!!
あえて下書きはしないでやってみて下さい。変なところ切っちゃっても、それもOK!出来上がりを想像しながら楽しんで!
2-2. 本題:紙を切り抜いていこう =実践編=
2-1に色々かきましたが、一番は楽しむこと。ではやってみましょう!
1. かく字を決める。
私がかくのは「テル」。考えてるときに電話がかかってきたからという理由で決めました。
どんなデザインにするか、ただただ綺麗にかくか、考えてみるのもいいかも。
2. かいていく!!!
やってみた結果がこちら↓
(見やすいように中に色紙を入れています)
Myこだわりポイント
・鋭さを出すためにカタカナを起用したところ
・「テ」着信が来た時をイメージ
・「ル」受話器とそれを取ろうとする手をイメージ
上記以外に、ここから受けとれる印象があるのもまた良し。それを楽しんでください。
3. 終わりに
いかがでしたか?
思ったように手が動かなかったり、ハサミが動かなかったり。どんな風に刃を入れて行くか悩んだり。
色々な感覚をかんじることはできたでしょうか?
個人的には勢いよく刃を閉じたときのハサミ特有の感覚や、音がとても楽しかったです♪
私たちの日常では、指でキーボードをボタンを押すことによって文字を表現していくという機会が増えてきています。そんな日常に少しでも、違う感覚で「文字をかく」ことを取り入れてもらえたら幸いです。
では、また次回の記事でお会いしましょう!
お付き合いありがとうございました。