〈無料〉 今日から使えるホテル滞在中の foolproof(フールプルーフ) と fail-safe(フェイルセーフ)
こんな時期なので今日も無料記事を皆さまにプレゼントします。
ナノツーリズムで近場ホテルでお籠り滞在するとき役に立つ話
なかなか思うように旅行出来ない昨今ですが、ナノツーリズムでご近所ホテルを利用し、いわゆる「お籠りステイ」で「気分転換」してみたいと思ってる人も多そうです。
そこで出来るだけ快適なホテルステイにするために、皆さまよりもだいぶ多く、lifetimeホルダーなくらいホテルに泊まってるSUZUが、実際にステイ中にやってる「フールプルーフ」と「フェイルセーフ」の一部をこの記事で公開します。
お風呂でiPadを使うとき
ホテルの素敵バスルームで、半身浴しながらiPadで映画見る。なんてことをする場合に、必ずやっておきたいフールプルーフっていうかフェイルセーフはこれ。
バスタブの縁に置きがちなタブレット。濡れた手で操作するとか、万が一引っ掛けたりして湯船に落としても大丈夫なように、ジッパー付きビニール袋にiPadを入れております。
これだと近くでシャワー浴びても水滴かけ放題で安心だし。
これぞフールプルーフ、フェイルセーフ。
(画像のジッパー式ビニール袋は映えを意識してというか見易いようにIKEAの柄物にしていますが、普段はなんの映え要素もない普通のZIPLOCを愛用しています)
エラー対策に「気をつける」ってのはご法度ですから、どう転んでも安全なように最初から対処しておくってのは大切なこと。Twitterでこんなことを言ってバズってるSUZUですのでね、やることやってからです。自分がエラーしてたら世話ないので徹底します。
大事なことなので何度も何度もしつこく書きますが、ヒューマンエラーに「気をつけてれば大丈夫」とかはありません。面倒臭がらず「ひと手間」かけております。
iPadを水没させた後始末の方が、ジップロックにヒョイと入れる一瞬よりずいぶん面倒臭いと思うので。
わたしは1ミリも自分を信じてないので、旅行やホテルステイ中は息をするよりもナチュラルにこの「フールプルーフ」に「フェイルセーフ」を仕掛けまくっています。
なぜここまでやるか?
自分の失敗の後始末で無駄な時間をとられ、面倒なことになるのが面倒だからです。究極に面倒臭がりなので、面倒なことにならないための手間なら惜しまずやる主義。
面倒臭いことが嫌いすぎて、どこまでも手をかけるようになりました。
だって1分の手間を端折って失敗し、その尻拭いや後始末に1ヶ月かかるとか馬鹿げてると思うのですよ。それくらい徹底した面倒臭がりなのがSUZUです。
お風呂でプラカップ
あと、お風呂の時は絶対にガラスのコップを使いません。
プラスティック製のものを持参してそれを使います。
(これは風呂でビールを飲んでるイメージ画像です)
よく映え目的でシャンパングラスをバスタブに持ち込んでいる人がいますが、考えることが不得手な人なのかな?とおもいながら眺めています。
ホテルの浴槽でグラス割ったら面倒ですからね。怪我の危険もありますし。
「自分は大丈夫、気を付けてればいい」ってのはヒューマンエラーのお勉強が足りてないって事ですので。映え〜のつもりで自分の無知をアピールするのも情けないかなと。旅慣れってのはリスクやエラーの予測が出来てかつ対策が取れることですからね。
映えより安全です。
SNS映えのためにセルフィーして崖から落ちるのが愚かしいってことは皆さま当然理解できますでしょ?根本的に崖とグラス持ち込みは同じ話ですね。
リスク管理は旅慣れ良い子のお約束。
バルコニーへ出るときには椅子
わたしがどれだけ気を付けてるかと言うと、ホテルでバルコニーに出る時だって、部屋の中の動かせる椅子持って出るくらいです。
バルコニーで優雅に座るため?いいえ、違います。
バルコニーへの出入り口のガラス戸やドアが「勝手に閉まらないように」するためのフェイルセーフです。椅子はバルコニーに出すのではなく、部屋とバルコニーの間に噛ませて、ドアや窓がオートロックで閉まらないようにします。
一度も締め出されたことはないですが、賢者は経験ではなく「歴史に学ぶ」を実践してますのでね。
灼熱の地でうっかりバルコニーに出てそのまま数時間締め出され「死ぬかと思った」と言う知り合いのマヌケ体験談を聞いて、腹の皮がよじれるくらい笑い転げた後
「こういう愚かな人間になりたくない」
と本気で思ったからです。他人の失敗はまだやらかしていない自分の戒めにもなりますし本当に参考になりますね。
ちょっと考えたら5分後の未来くらいは予測できるので、予測しましょう。
ホテルのドアというのは全て「頼んでないのに鍵が閉まる」と思ってたほうがいいのです。
締め出されてから気がついても遅いのです。旅先でのマヌケ行動は命の危険もありますので。笑い事ではすまないこともあるので。
非常口の確認する時だって手を抜かない
ホテルの非常口にある非常階段を確認する時もフェイルセーフを効かせることを忘れません。
非常階段に出るドアに必ず何か挟んで、完全に閉まらないようにします。何も持っていなかったら靴を脱いで挟むくらいには相当に気をつけてます。上着を脱いで丸めて挟むというのもやりました。
二人の時は同時に階段に出ず、一人をドア向こうに待機させたりもします。非常口って非常階段側からは開かない仕掛けのところもあるので。
これもEXITから非常階段を確認しに行ってそのまま締め出され、戻れなくなり1階まで降りる羽目になった知人のかわいそうな話を聞いたからです。自分の失敗にしか学べないのは愚かです。他人の失敗こそ参考にしましょう
友達や知人と話す意味ある話題ってのは、芸能人の不倫やだれかの噂話なんかではなく、その人の持つ失敗談や体験談です。エラーした話を大いに語ってもらい、参考にして今後の自分の事前対策に生かしましょう。
ホテルにはトラップがいっぱいあるので、是非フールプルーフとフェイルセーフを心がけて快適な滞在を!
大事な話なので、もう一回。
お風呂でiPad使うときにはZIPLOCに入れるのを忘れずに〜気をつけてお風呂入るから大丈夫とかはありません。エラーは突然やってきます。事故っていうのは突然予想しないときに起こるから事故なのです。
あと、ついでにもうひとつホテル滞在時使えるラップ芸をおまけで。
この時期なのでホテルでTVリモコンを触りたく無い勢はこちらの技を伝授しておきます。
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旅に持っていくアイテムでプラスティック製カップはいい仕事しますよ。って話はこちらの記事をどうぞ
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こんなシリーズもあります。
旅慣れ気取りの初心者は「旅慣れは荷物が少ない」の呪いにかかっています。でも荷物を少なく出来るのが旅慣れてるってのは真っ赤な嘘なので騙されないように。
真の旅慣れは自分を快適にするためのものはすべて旅先に持参するので、旅慣れてない旅客より荷物は多くなります。
ぶっちゃけ旅に持って行く荷物なんてのは、減らそうと思えばいくらでも減らせます。これは旅慣れてないからこそ減らせると思ってしまう錯覚です。でもよく考えたら、荷物を持っていかないって旅先で「アレもないコレもない」って不便を受け入れ、かつ何もかもを間に合わせで過ごすってこと。
このシリーズは旅で持っていった方が自分を快適にできる様々なものをリストにしています。せっかくお金を払って買った大切な旅の時間です。アレがないしコレもないと自分に負荷をかけ、不便な思いや足りない状況で、旅のあいだずっと無いものを我慢しながら過ごして楽しいですか?という改めての問いかけの意味もあります。
旅って自分を楽しませることができる良いチャンスです。快適になるものは全部ためらわずもって旅をしましょう。
旅慣れた人ほど荷物は多いのです。
皆様の旅が安全で楽しく快適なものになりますように!
ホテル滞在でエラーして気分台無しになる人がひとりでも少ない方がいいかなって思って無料公開にしましたので、是非スキ❤️押していってくださると嬉しいです。
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