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書記の読書記録2024.4.17『屍の街,半人間 (講談社文芸文庫 おG 1)』 『遺伝統計学入門』

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太田洋子『屍の街,半人間 (講談社文芸文庫 おG 1)』のレビュー


レビュー

小説家。1903年広島県山県郡(現在の北広島町)に生まれる。大田洋子は“原爆作家”と呼ばれる以前からすでに女性作家として名を成していた。昭和元年(1926)に上京して菊池寛の指導を受け「女人芸術」同人として活躍。昭和14年(1939)には『桜の国』が朝日新聞懸賞小説に当選。東京から疎開、妹宅(広島市中区白島九軒町)に身を寄せていて原爆に遭遇。『屍の街』は、大田洋子の原爆被爆後の第1作。障子紙やちり紙まで使って懸命に書き続けた。1963年12月取材で宿泊中の旅館で急死。60歳没。


原民喜『夏の花』においては壊れる勢いと衝撃が強かったのに対し,『半人間』では壊れた後の持続がいくらか書かれている。『屍の街』では,「急激に拡張する現実」に対しある種の使命感に駆られて書いたような感じだろうか。


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『遺伝統計学入門』のレビュー


レビュー

遺伝学における統計的手法について硬派の教科書。


もくじ

遺伝統計学の数理統計学
染色体とゲノム情報
細胞分裂とゲノム情報の継承
遺伝経承法則
複雑な形質の遺伝
集団と遺伝的多型
ハプロタイプと連鎖不平衡
連鎖不平衡を用いた関連解析
連鎖解析の基礎
パラメトリック連鎖解析
ノンパラメトリック連鎖解析
量的表現型
研究のデザイニング


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