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書記が物理やるだけ#192 演算子の交換関係

前回の続きで正準交換関係について示すついでに,量子力学の交換関係についてまとめておく。


問題

ひとまず定義通りに計算してみる。


説明

古典力学におけるポアソン括弧は,量子化により交換関係に置き換えられる。


特に,特に正準共役な変数同士の交換関係である正準交換関係が重要。



その他の演算子について,調和振動子には消滅演算子・生成演算子を用いる。


角運動量に対応した角運動量演算子について。


解答

正準交換関係の例として,位置演算子運動量演算子について示す。


調和振動子に関する演算子について。


角運動量演算子については,レヴィ=チヴィタのイプシロンを用いて示す。

参考:





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