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書記の読書記録#1068『ブルデュー『ディスタンクシオン』講義』

石井 洋二郎『ブルデュー『ディスタンクシオン』講義』のレビュー


レビュー

訳者による導入としての入門書であり,これを機に『ディスタンクシオン』を読もうと思わせるのに丁度良い解説だと思う。


もくじ

導入講義〉平等神話は終わった――格差の時代に『ディスタンクシオン』を読む
第1講 趣味とは闘争である――〈文化貴族の肩書と血統〉
第2講 あなたの場所はどこか――〈社会空間とその変貌〉
第3講 強力な生成母胎――〈ハビトゥスと生活様式空間〉
第4講 象徴闘争というゲーム――〈場の力学〉
第5講 贅沢は敵ではない――〈卓越化の感覚―支配階級〉
第6講 上でもなく、下でもなく――〈文化的善意―中間階級〉
第7講 気取りすぎてはいけない――〈必要なものの選択―庶民階級〉
第8講 あなた自身の意見はあるか――〈文化と政治〉
〈総括講義〉もっと怒りを! ――〈階級と分類〉
〈補講〉差別化の構造――日本で『ディスタンクシオン』を読む(ピエール・ブルデュー)
あとがき
事項索引/主要人名索引


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