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書記の読書記録2024.4.28『改訂 マウス・ラット実験ノート〜はじめての取り扱い、倫理・法的規制から、飼育法・投与・麻酔・解剖、分子生物学的手法とゲノム編集まで (実験医学別冊 無敵のバイオテクニカルシリーズ)』『民法 第11版』

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中釜 斉(監修)『改訂 マウス・ラット実験ノート〜はじめての取り扱い、倫理・法的規制から、飼育法・投与・麻酔・解剖、分子生物学的手法とゲノム編集まで (実験医学別冊 無敵のバイオテクニカルシリーズ)』のレビュー


レビュー

マウス・ラットの飼育や保定といった初歩的な内容から遺伝子編集技術といった手法の解説まで広く網羅されている。実験ノートを書く上で必携。


もくじ

改訂版の発刊にあたり【中釜 斉】

初版 序【中釜 斉】

第1章 マウス・ラットを用いた実験をはじめるにあたって【北田一博】

Ⅰ.マウス・ラットを用いた実験

Ⅰ-1 マウス・ラットを用いた実験とは

Ⅰ-2 なぜ,マウス・ラットなのか

Ⅰ-3 マウス・ラットを用いた実験の種類と流れ

Ⅱ.動物実験で結果を出すためのノウハウ

Ⅱ-1 事前に実験計画を練り抜く

Ⅱ-2 マウス・ラットの都合に合わせる

Ⅱ-3 動物実験手技を洗練させる

Ⅲ.マウス・ラット実験の倫理的・法的規制

Ⅲ-1 マウス・ラット実験の倫理的な考え方

Ⅲ-2 マウス・ラット実験の法的規制

Ⅳ.種・系統の選択法

Ⅳ-1 マウスかラットか

Ⅳ-2 マウス系統の選択

Ⅳ-3 ラット系統の選択

Ⅴ.マウス・ラットの入手方法

Ⅴ-1 業者から購入可能なもの

Ⅴ-2 国内のリソースセンターから分与してもらうもの

Ⅴ-3 国外のリソースセンターから分与してもらうもの

Ⅴ-4 研究者に分与してもらうもの

第2章 基礎知識・取り扱い方【今井俊夫,落合雅子】

Ⅰ.飼育・実験に必要な基礎知識

Ⅰ-1 生物学的特性

Ⅰ-2 導入前の基礎知識

Ⅰ-3 導入時の基礎知識

Ⅱ.保定法

Ⅱ-1 用手的な保定

Ⅱ-2 器具を用いる保定法

Ⅱ-3 逸走した場合の対応

Ⅲ.個体識別(マーキング)法

Ⅲ-1 マーキング(耳介)

Ⅲ-2 マーキング(被毛)

Ⅲ-3 マーキング(尾)

Ⅲ-4 マーキングに使用する器具と麻酔の利用

第3章 研究のための飼育・管理の仕方

Ⅰ.飼育・管理と観察の仕方【庫本高志】

Ⅰ-1 動物実験に影響を与える因子

Ⅰ-2 SPF領域(バリア領域)への入退室と観察の仕方

Ⅱ.ケージ交換の基本とコツ【庫本高志】

Ⅱ-1 注意点と手順

Ⅲ.安楽死法【庫本高志】

Ⅲ-1 心構えと安楽死法の種類

Ⅲ-2 麻酔下での頸椎脱臼法

Ⅲ-3 炭酸ガスによる窒息

Ⅳ.死体処理の仕方【庫本高志】

Ⅳ-1 心構えと処理の実際

Ⅴ.胚や精子の超低温保存法【滝澤明子,小林俊寛,吉見一人】

Ⅴ-1 マウス・ラットの2細胞期胚の保存方法

Ⅴ-2 マウス精子凍結保存方法

Ⅵ.体外受精と胚移植【小林俊寛,吉見一人】

Ⅵ-1 マウス・ラットの体外受精方法

Ⅵ-2 マウス・ラットの胚移植方法

第4章 研究のための繁殖・交配【綾部信哉,水野沙織,吉木 淳】

Ⅰ.繁殖・交配の基礎知識と方法

Ⅰ-1 動物を導入する前に

Ⅰ-2 マウス・ラットの性周期と繁殖

Ⅱ.系統維持に必要な知識と交配方法

Ⅱ-1 代表的な系統の種類と交配方法

Ⅱ-2 系統の維持・交配に有用なその他の方法

Ⅲ.系統の維持の仕方と研究のための繁殖計画

Ⅲ-1 系統維持のための個体管理法

Ⅲ-2 研究のための繁殖計画

Ⅳ.ジェノタイピング(遺伝子型の判定法)

Ⅳ-1 DNAの抽出(マウス・ラット組織からのゲノムDNA精製)

Ⅳ-2 PCR反応

Ⅳ-3 アガロースゲルの作製

Ⅳ-4 電気泳動と染色

Ⅳ-5 ジェノタイピングの実例と注意点

Ⅴ.微生物モニタリング

Ⅴ-1 微生物モニタリングの意義

Ⅴ-2 感染症の成立過程

Ⅴ-3 微生物モニタリングの設計

Ⅴ-4 検査法と検体

Ⅴ-5 感染症が疑われる個体を発見したら

Ⅴ-6 糞便検体の採取

第5章 基本的な実験手法

Ⅰ.投与法【平川公昭】

Ⅰ-1 腹腔内投与法

Ⅰ-2 静脈内投与法

Ⅰ-3 経口投与法

Ⅰ-4 皮下投与法

Ⅰ-5 筋肉内投与法

Ⅱ.採血法【平川公昭】

Ⅱ-1 マウス・ラットの腹大動脈採血(全採血)

Ⅱ-2 マウス・ラットの尾静脈採血(一部採血)

Ⅱ-3 マウス・ラットの外頸静脈採血(一部採血)

Ⅲ.麻酔法【平川公昭】

Ⅲ-1 全身麻酔の種類

Ⅲ-2 腹腔内投与による全身麻酔

Ⅲ-3 吸入による全身麻酔

Ⅳ.解剖法【平川公昭】

Ⅴ.分子生物学的手法【庫本高志】

Ⅴ-1 ゲノムDNAの精製

Ⅴ-2 トータルRNAの抽出

Ⅴ-3 タンパク質の抽出

第6章 研究への応用・手法の紹介

Ⅰ.マウス・ラットでできること

Ⅰ-1 実験をはじめる前に【北田一博】

Ⅰ-2 初代培養【庫本高志】

Ⅰ-3 in vivoイメージング【庫本高志】

Ⅰ-4 移植実験【石田紗恵子】

Ⅰ-5 発がん実験【庫本高志】

Ⅰ-6 抗体作製法【北田一博】

Ⅰ-7 行動解析【石田紗恵子】

Ⅱ.トランスジェニックマウス(ラット)・遺伝子ターゲティングマウス作出【後藤元人,高橋利一】

Ⅱ-1 トランスジェニックマウス(ラット)の作出

Ⅱ-2 遺伝子ターゲティングマウスの作出

Ⅱ-3 トランスジェニックマウス,遺伝子ターゲティングマウスの使用上の注意

Ⅲ.ゲノム編集を用いた遺伝子改変マウス・ラットの作製【吉見一人,真下知士】

Ⅲ-1 ゲノム編集の原理

Ⅲ-2 受精卵でのゲノム編集

Ⅲ-3 Cas9およびgRNAの入手,設計

Ⅲ-4 ノックイン用ドナーDNAの設計,調製

Ⅲ-5 受精卵への導入法

Ⅲ-6 遺伝子改変動物作製支援

Ⅳ.便利なデータベース紹介とその使用法【吉見一人,真下知士】

Ⅳ-1 マウス系統を検索する

Ⅳ-2 ラット系統を検索する

Ⅳ-3 マウス・ラットの遺伝子情報を調べる

Ⅴ.便利な受託機関紹介とその使用法【吉見一人,真下知士】

Ⅴ-1 マウス・ラットを胚/精子で凍結保存する

Ⅴ-2 マウス・ラットの微生物検査(モニタリング)を依頼する

Ⅴ-3 マウスの特性解析を依頼する

付録❶ コピーして使える便利な付録

付録❷ マウス・ラット実験の便利な資料集【渡邊歩美,庫本高志】

付録❸ トラブルシューティング【北田一博】

索引


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我妻榮良永和隆遠藤浩『民法 第11版』のレビュー


レビュー

民法のエッセンスを1冊でまとめた教科書。基本書の前に読んで全体像を把握しておく。


もくじ

第一編 序論
第一章 民法とはどんな法律か
第二章 民法上の権利義務
第三章 民法の適用
第二編 財産法
第一章 財産法とは何か
第二章 所有権
第三章 債権
第四章 財産取引の通則
第五章 贈与と売買
第六章 金銭の貸借
第七章 物の貸借
第八章 他人の労務を利用する契約
第九章 寄託と信託
第一〇章 和解と調停
第一一章 その他の契約
第一二章 団体
第一三章 不法行為と不当利得
第三編 身分法(家族法)
第一章 身分法(家族法)とは何か
第二章 親族
第三章 夫婦
第四章 親子
第五章 親権
第六章 後見
第七章 扶養
第八章 遺産の運命
第九章 相続人と相続分
第一〇章 遺産の分配
第一一章 相続の効果の制限
第一二章 相続人の不存在
第一三章 遺言
第一四章 遺留分
事項索引/判例索引


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