見出し画像

書記が世界史やるだけ#3 エジプト文明


問題

スクリーンショット 2021-09-05 20.06.06


解説

(1)誤り:問題の記述はヘロドトス「歴史」にある。ナイル川は定期的に氾濫を起こし,それにより上流から運ばれてくる肥沃な土により,灌漑農業が発展していった。

(2)誤り古王国(都:メンティス)の時代,ギザピラミットが建設された(クフ王のものが有名)。中王国(都:テーベ)の時代には,馬と戦車をもたらしたヒクソス人の侵入に悩まされることとなった。

(3)誤り新王国の時代にはアモン=ラー信仰が盛んであったが,アメンホテプ4世唯一神アトンの信仰を強制し,都をテーベからテル=エル=アマルナへと移し,自らをイクナートンと改名した。

(4)正しい:エジプトは,太陽神ラー冥界神オシリスなどが信仰される多神教世界であった。「死者の書」ミイラはオシリスの信仰に基づいて作成された。またスフィンクスは,ファラオ(王)の顔とライオンの体を持つ神聖な存在とされる。

(5)正しい:エジプト文字の解読は,シャンポリオンをはじめとしたロゼッタ=ストーンの解読により進展していった。神聖文字(ヒエログリフ)民用文字(デモティック)に加えギリシャ文字が書かれていることから解読が進んだとされる。


スクリーンショット 2021-09-05 20.05.39


本記事のもくじはこちら:


この記事が参加している募集

学習に必要な本を買います。一覧→ https://www.amazon.co.jp/hz/wishlist/ls/1XI8RCAQIKR94?ref_=wl_share