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PAUPER SUMMIT CUP #2022/7/16

昨日、PauperMTG.comさんが主催されたPAUPER SUMMIT CUPの第2回大会に参加してきました。
前回の大会に続いての参加になりましたが、スイス・ラウンド5回戦の結果4-1の4位入賞という結果となりましたので大会の感想をば。

大会に向けて

神決定戦の敗北から

まず今回のデッキを選ぶにあたって最も影響があったのは先月に開催された晴れる屋の神決定戦。
自作のグルールで参加し0-3して即ドロップしたのは……まぁどうでもよいのですが、決勝SEの8人に赤単果敢が2人も残っていました。
MO上では特に大きな勢力とはいえない赤単果敢がこれ程の規模の大会で好成績を収めてたのは意外で、直近のセットでの強化(《祭り壊し》や《無謀なる衝動》)により十分なポテンシャルのあるデッキになっているんだと感じました。

ダブルマスターズ2022

そして、もうひとつ大きな要因が先週に発売されたばかりのダブルマスターズ2022。
そこで遂にコモン落ちした《僧院の速槍》……前回のPAUPER SUMMIT CUPでも赤単バーンを持ち込んだ赤単好きとしては、このカードを使わないということはあり得ません。
ちょうど赤単果敢も《僧院の速槍》を強く使えるデッキでもあるため、赤単果敢を使用することついては今月の早い段階で決めていました。

味付け

実際に使用したリストについてはPauperMTG.comさんのHPに掲載されているのを参考にしていただくとして、今回のリストに元になったのは神決定戦でトップ8に残ったリストの内の1つ。
トップ8にはメインに《稲妻》が3枚と4枚のリストがありしたが、《稲妻》は4枚が信条のため迷わず。
《僧院の速槍》の枠のために《燃え立つ預言者》を入れ替えるのは確定でしたし、他はサイドの《粉々》をよりテンポを取れそうな《似姿焼き》に変更した程度です。

大会当日

vs ラクドス・アグロ

ラクドス・サクリファイスとマッドネス・バーンを組み合わせたような構成。
マッドネス・バーンほどライフ回復が激しくなく、布告除去も取っていないとのことで、《変異原性の成長》や《使徒の祝福》でクロックを護り易く、戦い易かった印象。
〇〇

vs オルゾフ・黒死病

1回目のフィーチャーマッチ。
サイド後は除去の増量や《虹色の断片》で不利になるマッチだと思いますが、相手の立ち上がりが悪く、そのまま押し切れたのは幸運でした。
〇〇

vs ジャンド・アグロ

《野生の雑種犬》や《翡翠の復讐者》などタフなクリーチャーが多いデッキですが、《ティムールの激闘》を撃ち込めるタイミングが見極めやすいこともあり上手く押し切れました。
〇〇

vs オルゾフ・コントロール

1ゲーム目はタップアウトの隙を突いて《ティムールの激闘》から30点以上のダメージを稼いで勝てたものの、やはりオルゾフとのマッチアップはサイド後が厳しく、2ゲーム目はダブマリもあり届かず、3ゲーム目も40点以上のライフを削れず負け。
最後のゲームも除去をかいくぐり1ショットで20点以上を出した局面があったものの、それをもう1回は厳しい。
〇××

vs エスパー・コントロール

2回目のフィーチャーマッチ。
1本目は土地が2枚で止まっている状態で《熟考漂い》&《儚い存在》のコンボを決められて相手のマナが立ったら終わりの状況でしたが、運よく《窯の悪鬼》が戦場にいたのでオールインをしたら通って勝ち。
3本目も盤面を掌握されイニシアチブを取られた状態で負けは時間の問題かと思いましたが、トップの《僧院の速槍》から《ティムールの激闘》に繋げ、《殺し》を《使徒の祝福》弾いて勝ち……かと思いきや直前トップの《喪心》を重ねられて万事休す。
……と思いきや、返しの相手のターンの地下街踏破の10枚捲りが恐ろしいほどに何もなく、《殺し》で下がったライフを《稲妻》で削り取って勝ち。
やっぱり最後に頼りになるのは《稲妻》なんだよなぁ。
〇×〇

大会を終わって

赤単果敢の今後

神決定戦やMOのChallengeの結果を見て、そして実際にデッキを使ってみて「もうメインについては殆ど極まっているな」感があります。
一つ一つのカードの質が高く、《僧院の速槍》を獲得した現在となってはメインのカードを押しのける程のカードは早々コモンには出てこないのではないかと思います。
強いて挙げれば《祭り壊し》は《窯の悪鬼》と比較してメリットもありますが一段見劣りするため、何か強力なクリーチャー(《窯の悪鬼》同型再版とか?)が来れば入れ替えになるでしょうか。
また、メタゲームによっては《はらわた撃ち》の採用も検討したくなりますが、モダンと違って《舞台照らし》が無いためリソース的に不安がありそうです。
まぁ《溶岩の投げ矢》もありますし《敏捷なこそ泥、ラガバン》が環境にいるわけでもないので、その必要性も薄いかもしれませんが。
諸々を考慮するとメインの56枚くらいは確定と言って良さそうですし、今後の勝率を上げるにはサイドボードの選択と自身の練度の向上次第かなという感じ。

感謝

最後になりますが、改めて大会を開催・運営をして頂いたPauperMTG.comさんに感謝を。
今後も第3回大会だけでなく、YouTubeで配信される動画、Pauperを盛り上げる数々の活動に大いに期待しています。

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