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コーヒープレスと焙煎豆-すずころ日和 日常-

こんにちは。
ワンコとコーヒーが大好きな皐月です。

コーヒー大好き!な方は「豆」に行き着く。
というのが、私の持論。私の住む街にも、自家焙煎の専門店を結構見かけるようになりました。

コーヒーは大好き!ですが、自分できちんとコーヒーを淹れる。
つまり、豆を買う→家で挽く→淹れる。この工程「挽く」を私はしたことがありません。
焙煎豆専門店に行ったことももちろんなく。

お店でコーヒーミルや器具の美しさを、ほう…とみるのは好きだけど、手を出すことはなく。

家を建てた時にちょといいカタログギフトをいただき、念願のハリオのコーヒーセットを注文しました。
休日の朝は、挽きたての豆で優雅にコーヒーを淹れる生活。
この新居であれば、あこがれのモーニングタイムができる。

と目論むもすぐに、頓挫。元来ズボラなんでしょうね。
家が素敵でも、住人によって生活は作られる。当たり前です。
豆も、手始めにお店で挽いてもらったものをまずは買って試したのですが、冷凍庫であやうく永久凍結されたままになるところを、数年後処分するという始末。

なので、自分のできる範囲で無理はやめよう。と、美味しいコーヒーはお店でいただくorちょっといいドリップコーヒーを買って家で淹れる。に落ち着き数年。(ハリオはコップのみ活躍しています)

そんな私ですが、今年の結婚記念日に旦那さんがプレゼントしてくれたのがこちら

ミルにはリトルミイやにょろにょろもいます

コーヒーミルとコーヒープレスです。
大きさは悩んだけど1〜2人用にしました。

きっかけ1 身近なスターバックス

美味しいコーヒーが気軽に飲みたい時はスタバによく行きます。
ところがある日、レジまでたどり着くと「コーヒーマシンが壊れています」と手書きの貼り紙が。
店員さんにはアメリカーノなら出来ますといわれましたが、アメリカンは薄すぎて苦手な私。
「それでしたら、お好きな豆を選んでハンドプレスで淹れる、コーヒープレスはいかがですか?」と教えていただきました。メニューには載ってないのですが、税込490円。ワンサイズ。

わざわざ席までもってきてくれました

これが、美味しかった。
おー✨と普段にもまして、味と香りが増した淹れたてのコーヒー。
初めて聞く「コモドドラゴン」という名とともに、ワクワクを味わう。

砥部焼とのコラボマグカップで

店員さんが一緒にどのコーヒーにするか好みを聞きながら選んでくれ、
店内にあったプレス器具を指して「これで淹れます」と教えてくれました。
彼女は毎朝、これに粉をいれてプレスして飲んでいるとのこと。
手軽でとても美味しいのでおすすめですよ。と。なるほど。

プレス機って紅茶だけかと思ってました。
コーヒーはドリップで淹れるもの、かと。ふむ。ちなみにスタバのサイトを見れば載っていて、どこのお店でも聞けばしてもらえると思います。

きっかけ2 結婚記念日の小さなフレンチ

人前式での誓いの言葉「結婚記念日は毎年美味しいものを食べに行きます」

言霊、宣誓ってすごいのかもしれません。この言葉をみんなの前で言ったからか
毎年「どこに食べに行く?」と言う旦那さん。
この時だけは、子連れではなかなか味わえないコース料理をいただきます。
子どもが生まれてからはほぼランチで行くのが定番ですが、一年に一回の二人きりでのデート?です。

今年は給仕までを全てシェフが一人でされている路地裏の小さなフレンチに。
そこで、最後のデザートともに、テーブルにそっと置かれたコーヒープレス。
「3分たったらいれてくださいね」と砂時計と共に。

BGMをドリカムにしてくれて、思わず笑う。
心遣いがうれしい。

帰り道、記念日にプレゼントを買ってくれると言うので、思い切ってコーヒープレスをリクエスト。ミルもいるよね?と書店で見つけたミーのコーヒーミルもつけてくれて、こうして我が家に珈琲を淹れる環境が整いました。

念願のコーヒー豆を挽く生活(でもたまに)

子どもたちはコーヒーミルに興味津々。
コーヒー豆も知らなかったので、何これ??と。そっか、コーヒーは豆でこれを挽いたら粉になって、濾した液がコーヒーだよ。と言葉で言うと頭の中で「濾した液?」と反芻する。なんかそう表現すると美味しくなさそうだな。と思う。

毎日や休日にコーヒーを味わう優雅な朝、は相変わらず訪れてないけれど、
何度か試すうちに、いままでのドリップコーヒーとは違う、私なりにお店っぽい味に近づいてきました。
なので、今では「美味しいコーヒが飲みたい!」衝動に駆られた時に、選択肢に「自分で淹れる」が加わりました。

少しずつ好みの濃さに

ペーパードリップは、洗うものが多く、器具も大きかったのがだんだんと使わなくなった理由の一つだったのですが、確かにこのコーヒープレスだと洗うものはこれだけ。
ペーパーもいらないしエコな気分にもしてくれます。

ガリガリと挽きだすと、飛んできてやりたがる子どもたち。コーヒー豆を知らなかったことも然り、こう言う小さい経験の積み重ねって大切かもしれませんね。

ガリガリいう音がすると、すぐ来ます

私たちの家は地元の小さな建築屋さんが建ててくれましたが、同時期にそこが建てていたのがまさに焙煎専門店。
なかなかご縁がなかったけれど、10年近くのときを経て、今度行ってみようかなと思っています。

みなさんは、コーヒーにこだわりがありますか?
今日も読んでいただきありがとうございました🐶



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