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真夜中の散歩事情-すずころ日和-

「キュン…」「クーン…」
遠慮がちに、でも確実にキュンキュンと聞こえてくる。
時計を見る。朝の四時。

あぁ、夢であって欲しい。
甘えてるだけ。で鳴いてるんじゃないの?でも…

ボーっとした頭で、部屋の扉を少し開けて
耳を澄ませる。
ちょっと間隔を空けて、でもキュン…クーン…
あぁ。止まらない。ダメなやつか。。

諦めて寝室から、リビングへ。
私の姿を見ると「キューン!!」と大きな声で鳴き始める。

リードに繋いで、外へ出る。真っ暗な中、一人と一匹で歩く。
何度も何度も、うんちをだしたい体勢になっては、やめて歩き出す。
歩くこと、30分。やっと、でた。
かろうじて形はある。下痢、とまではいかなかったようだ。
まだ良かった。

スッキリとはしないのか、まだ怪しい雰囲気なので、ウロウロと歩く。
帰宅して時計を見ると5時を回っていた。

とりあえず落ち着いたのか、フリースの上で丸くなるすず。
このまま、ひと眠りできたらいいね。

お腹が弱いあなた。
また、夜中に起こされた。と最初はイライラするけれど、トイレに行きたくてもひとりでは外に出られないあなただから、飼い主を起こすしかないんだよね。

犬を飼う。
元気な時、ちょっと体調が悪い時。下痢が止まらなくて、夜中じゅう何度も行くときもある。

それも日常のひとつ。

散歩後。お腹、落ち着いた?

読んでいただき、ありがとうございました。

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