「だふ屋サーカス」

【早朝出発】

8歳の時母親提案で
サーカスを見に行く事になり
チケットを電話で予約しようと
必死にかけ続けたが取れなかった。
(ノД`)・゜・。

そこで父親が
「現地でチケット手に入れよう」
そう提案してきたので
チケットなしで行く事にした。

そして当日
昼の2時から開園なのに
朝6時に起きて支度を始め
8時前に家を出発する。

なんか納得いかない俺は
何でこんなに朝早く行くのか聞くと
「もしかしたら指定席を取れず
自由席の可能性があるから」と言う

なので長時間並ぶことが想定され
朝早く出発し現地でチケットを買い
もしそれが自由席だったら
2時間位並ぶらしい。

しかしこの頃の文化は
イベント事があると2時間位は
普通に並ぶ習慣がついてたので
なにも不思議に感じなかった。

それに俺は
ゲームウォッチをいう
携帯ゲーム機を持ってたので
それで時間を潰そうと思ってた。
(´∀`*)ｳﾌﾌ

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【試練の始まり】

サーカス会場は
幕張メッセと言う場所で
車で行くと行き帰り渋滞するから
電車で行く事にした。

当時住んでた三郷団地から
幕張メッセまで行くのに
最寄駅を走ってる武蔵野線だと
まだ直接行けなかった。

なので我々は
バスで金町まで行き
そこから京成線に乗って
幕張まで行く事にする。

道中電車の中で母親が
「チケット代高くつきそう」
そう言って何だか心配そうにし
あまり元気がなかった。

幕張駅についた我々は
直通バス乗り場に行くと
案の定行列ができてて
もうここから並ぶ試練が始まる。
ε-(･д･`;)ﾌｩ…

そして無事にバスに乗れて
幕張メッセに到着すると
朝8時に家を出たのにもう11頃で
帰りを考えるとうんざりした。

その後並ぶ前にお昼を済ませようと
休憩用のテーブルを見つけ
そこでお弁当のサンドイッチで
お昼ごはんを済ませた。
( ´ー｀)ﾌｩｰ．．．

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【だふ屋の値段】

お昼を済ませた我々は
昼の2時から開園なのに
昼の12半ごろから並び始め
またここからが試練だと感じた。

そしてしばらく並んでたら母親が
入れ墨をした男の人を呼び止め
「ねぇ！チケット欲しいんだけど！
値段いくら？」そう言い始めた。

すると刺青の人が
「4人で2万円だよ」と言うと
母親が「倍の値段じゃない！
もっとまけて！」と交渉してる。
( ﾟ皿ﾟ)ｷｰｯ

でも刺青の人は
「我々も必死に売ってるのに
みかじめ料も取られてしまうから
これ以上無理だよ～」と言われた。

仕方ないので母親は
4人分2万円払ってチケットを買い
でもよく見たら指定席券だったので
ホッと胸をなでおろしてた。

どうやら母親は
現地に行けばダフ屋がいるから
その人からチケットを買えば
何とでもなると思ってたようだ。

しかし本来なら
1人2500円のチケットなのに
ダフ屋の値段設定のせいで母親は
全然納得いかず怒ってる。
(# ﾟДﾟ)ﾌﾟﾝｽｺ