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なぜもっと頑張らなかったんだ

瀬川晶司「泣き虫しょったんの奇跡」を読みました。

アマチュアからプロ棋士になった瀬川晶司さんの実話です。

私が選んだポイントは以下の3点。

①もし指していたら。
三段リーグの激しい争いの中で終盤。対戦相手がまさか、トイレに立った。自分の出番である。指せば、60秒で相手は時間切れで負けになる。だが、指手が決められるなかった。

②なぜもっと頑張らなかったんだ
→年齢制限になり、奨励会を退会。こんなことになるなら、もっと頑張れば良かった。

③僕、プロになりたいです。
→応援者が増え、前例のないプロ試験が行われた。奇跡でプロになる夢が叶う。

私の感想
上記①について
しょったんは、まさに詰めが甘い。振り返ってみて、思うのだろうが、チャンスはあったのです。きっと、こういうエピソードも、後になって、迷わず夢に向かう力になったのでしょう。

上記②について
本書を読んで、私が一番印象深い場面。猛烈に後悔に包まれる。なぜ、もっと頑張らなかったんだ!これを思うと胸が締め付けられるようです。自分はどうか。後で後悔するような人生を生きていないか!

上記③について
まさかこんな展開になって、夢が叶うとは。小学校の先生や、多くの方々の応援が力になっていきます。自分の好きな道に迷わず本気になれたから、多くの方の共感を得たのでしょう。だから、奇跡が起きた。
奨励会のときの不運は、やはり全力を出していなかったからだったのかもしれません。


「なぜもっと頑張らなかったんだ」
この言葉を逆の意味で、私の力に変えたいです。

ありがとうございました。

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