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お花を飾ってから部屋がチルい


去年から自宅で花を飾るようになった。

別にキラキラしたきっかけはどこになくて、「ブルータス」とか「KINFOLK」とか「&Premium」とか、オシャレにイキってる雑誌に登場するインテリアはこぞって植物を飾っていて、飾ったらオシャレになるかなーって思って。


飾ってみると、どうしてなかなか、うん、良い。

毎朝水を交換して、茎をちょっと切ってあげて、葉を手入れして…と言う手間は時としてダルいけれど、何というか植物の手入れをしているようで、実は自分の心の手入れをしているのだった…!!という修行みたいな感じがして楽しい。植物がそばにあることで、丁寧な暮らしをせざるをえない感じが、ちょっと好き。

雑誌とかだと、色々な花を組み合わせて、それこそ華道の生花みたいな感じなんだけど、その域には達しない。やってみりゃわかるけどすごいガチャガチャする。生花って「さすがにこれは花をブッ刺してるだけじゃん笑」って思ってたけど、これは詩的空間なんだなと思った。3Dで短歌をしてる感じ。すっごく難しい。
そして、買ってきた花を世話するので精一杯で、「じゃあ今度はいろんな花を組み合わせてみよう!」っていう気にもならんし。

写真の花も、とりあえず一緒のところに入れたけれど、ちっともマッチしていないから別々にしてあげるつもり。


考えてみれば当たり前なんだけど、花によって世話の難しさとか、苦手な気温とかがあるみたい。お花がどのくらい長持ちするのかはお財布の事情に直結するので、「持ち」に関してだけやけに詳しくなっていくのだけれど、とにかくアルストロメリアはマジで長持ちする。恐ろしい。2週間くらいして花が全て散っても、葉っぱは生き生きとしていたりして、もはやどうしたらいいのかわからないくらい。

花なんかサクラとチューリップとバラくらいしか興味がなかったから、花によって性質が違うなんてことは全然知らなかった。色々な花を買って試してみるけど、それぞれ全然違うので永遠に覚えられない。

すでに写真に載せた花の名前がわからない。片方は「千両」だったような気がする。もう片方は毛ほども思い出せない。アルストロメリアではなかった。たぶん。

一度植物を部屋に置くと、それが枯れて処分してしまった後に「もう部屋に花がいない!寂しい!!」と感じてしまうので、半ば中毒的に花を買ってきては飾っている。


もうちょっとしたらお花を飾り始めてから季節が一巡するので、また二週目になったらお花の名前を少しずつ覚えるのかもしれない。それはそれですごく楽しみな気がする。




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