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ゼロ秒思考の本からの気づき

いつも頭の中は会話と空想とシミュレーションで休まる暇がない。寝る直前も誰かと話していても結構忙しい。会議中でも自分の中で思考を深めたい点を見つけると没頭してしまう。

最近、ゼロ秒思考の動画を中田あっちゃんのYoutube大学で見て、これは是非やりたい!!と思い早速本を読み直してみた。1度だけ、本屋で手に取ったことがあった記憶がある。だけど2013年発売の本なのですっかり内容を忘れてしまっていた。おそらく当時も実践することなく読んで終わってしまっていた。

動画で見終わってすぐにA4のコピー用紙を引っ張り出し、いよいよ机の上で書いてみる。正直に率直に思いつくままに。そうすると整理されていない思考があらわになる。

・仕事
・ライフスタイルと家族
・健康
・時間

自分にとって興味関心のあることは、ほとんどこの3つに絞られる。思っていたほど複雑ではなかった。総じて、目標が明確になっていないことが課題。毎日あれもいいな、これもやりたいな、と色んな意見を見て漠然と夢みながら日々の家事と仕事は忙しくて目の前のタスクに忙殺。やってみたいことに時間を作れないままだった。結局時間。忙しすぎてる。

リモートワークをしていても家事とフルタイムの仕事に加え、娘たちは夏休み中。そのうち二人は塾通い。心身ともに忙しいのは全くその通り。

このゼロ秒思考のいいところは、A4用紙に思いつくままに書けるので形式にこだわらずアウトプットできるところ。なので10枚くらいかいて、結局同じところでぐるぐるしてることが後から見てわかる。ノートだと何とか思考をまとめようとするけど、それもない。ただ書き連ねていくと、普段いかに自分が同じ課題を色んな方面から考えているか気づくのだ。そして考えているだけで、何も解決していないことにも気づく。

重ねて自分に質問する。「だったら、どうすればいいと思う?」と。普段の自分の頭の中では自分にこんな質問しない。目の前の客観的なメモを見て冷静になると出てくる質問。

「まずは机の上を片付けよう」
「Aの仕事とBの仕事を片付けて、先方に送ろう」
「Cの仕事をするために時間を決めて、やろう」

簡単にすらすらーと出てくる。そうだよね、やるのみ。ぐるぐる出来ない理由を考えて先延ばしにしていたからだなあと気づく。

良い本だなあ。毎朝メモをして、考えるよりも先にやることを決めてしまうとあとは楽。やらないといけないタスクの量は減るわけではないけど、何より気持ちが落ち着く。なんとなく、あれもこれもと欲張りになっていたやりたいことが処理できなかったのが、メモをすることで自らをかえりみる余裕が残った。そして自分の「欲望」が何かが表面に出てくるので、客観的にそれを処理していけばいい。

このアウトプット、どこかに書いておきたいと思ったのだけどtwitterもFBもインスタも違うしnoteが一番適切だった。ブログはやっていない。

発散する場があるっていいな。

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