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ある日 町の中 熊さんが

口先三寸と言えば政治家というのがすぐに思い浮かびますが、
少子化対策なんていうのも総花的に並べるだけ「骨太の方針」も同様。なぜならその前提になる反省がどこにもないからです。

政府だけでなく自治体も同じ

先日もこの近くを車で走りましたが、二号線のバイパス沿いには大きな黒い土嚢袋が山積みでした。あれはバイパスに土砂が流出しないように置いているのか、というのはこの記事を見て初めてわかりました。
先日の市内にツキノワグマが出現した事件も結局はこの界隈を崩したから、クマが今まで散歩してた道を歩いていたら、森が消えていて里山どころか「ある日、町の中、クマさんに、出会った」になっちゃったわけですから、この問題に対しては行政が一に責任がある。

記事によると
「廿日市市などでつくる平良丘陵開発土地区画整理組合が同市上平良地区で進める大規模造成工事の影響で、2キロほど離れた廿日市港の土砂の堆積が深刻化している。
市は造成地からの濁水の流出を認め、同組合と港を利用する小型船の所有者と対策を協議する方針。12日に現地調査した。
同組合によると、造成は市街地北部の約70ヘクタールのエリアで昨年5月に着手。観光交流施設と産業団地を軽備する計画で森林を伐採し、山肌があらわになっている。2026年度末に造成を終え、観光交流施設は29年の開業を目指す。
造成地には雨水をためる調軽池を2カ所、泥を除くろ過装置などを備える。ただ、雨が一定量を超えると処理しきれず、水路を通じて濁水が港へ流れ出るという。
市や廿日市小型船主組合によると、約5千平方メートルの港には約40艇が停泊する。市中心部などからの雨水も集まり、もともと底に泥がたまっていたが、造成開始後にひどくなったという。」

ということは「土砂の流出」の責任は市も含めたこの組合にあるので、今後土砂流出事故等がある際は、100年に一度とかバカみたいな理由で逃げるのではなく、全くもって廿日市市、廿日市市長による人災であるということですね。
それがいやなら、この造成における問題を真正面から反省してもらいたいものです。


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