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賞味期限の短さよ

この度東京に行きましたが、二日目の昼前から女房と別れて、女房は次男らに東京案内をしてもらったことは数日前に書きました。
5時に彼らと都営の大門駅で合流した際、女房が何か教わっている。それは途中でスマホのバッテリーが無くなり、そこでスマホ充電レンタルなるものを借りたのであるが、その返却についての説明だったそうです。

「へ―、こんなもんあるのか」老人の私は全く知りませんでしたが、全国30,000箇所以上もあるそうで、もちろん有人・無人両方あるそうですが、女房も「良くわからないのでとりあえず人のいるスポットで返却し、よく分からなかったら聞く。」ということで、スポットがある羽田空港のドラッグストアで返却してました。
いくらくらいするの?と聞くと時間で加算されるので、充電OKになったら近くのスポットで返却する方がお得になるそうです。

というレクチャーを搭乗口近くの待合室で聞いていたら、なんと目の前にその「ChargeSPOT」なるボックスがあるではありませんか。聞いているから目に入っただけで、聞くまでは全く存在すら目に入っておりませんでした。

なるほど、こういうビジネスがあるんだ。昔は携帯ショップでチャージさせてもらったが、お店もお金取りにくいだろうが、これをレンタルさせるというのなら、自分たちの負荷はかからないし、手数料が入るだろうからなるほど、こういう形態にかわっていくのか…。

ところが、ふと待合室のベンチ(ソファー)の後ろを見ると、ポールがニョキニョキと出ていることに気がついた、デザインか?と思ってみたらポールにコンセントとUSBの口があるではないか。ああ、ケーブルがあればこちらは「無料」でチャージできるのか…これもまた視野に入ってなかったわい。

更に、帰りの飛行機の足元に何か光るものがある。なんじゃろう?と見てみると、こちらもUSBでチャージが出来る口が!

かつては「盗電」とか「マナー違反」とか問題になったことがあるが、もはや携帯・スマホが社会インフラになり、その為の充電はフリーインフラに近づいていき、スマホ充電レンタルというビジネスも賞味期間はわずかなものかもしれないな。
次にはWifiももっと無料で広いエリアでサクサク使えるようにならないと、政府のデジタル政策は進まないと思うが、これはまたマイナンバー同様に利権が絡みそうで…


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