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所変われば

所変われば品変わるといいますが、週末に社員のお母さんが亡くなり、日曜日お通夜、月曜日葬儀でした。こちらは広島には多い浄土真宗なので、お通夜は普通の流れで、最後にご文書があり、喪主さんがご挨拶をされて閉式。ところが翌日のご葬儀は初めての流れでビックリしました。

最初はよくあるスタイルだったのです。副導師もお二人来られて気合の入ったご葬儀。
最初に院号+御かみそりがなかったので、あれっと思いましたが、普通にお経が始まり、10分ほどで喪主さんからご焼香。
ご親族焼香と続き、さて一般かなと思いましたがご案内がなく、あれっ葬儀の司会の方忘れちゃってるのかな?とも思いましたが、お経も終了。

すると弔電のご紹介が始まり、終わると喪主さん近いご親族が入り口に移動され、お経が始まるとようやく一般の焼香の案内でした。

更に焼香が終わると、退場するようにと指示があり、え~っと思いながら式場外の駐車場に(霊柩車が待機していました)。

ところがなかなか終わらない。覗きに行くと初七日法要をやっておられます。それが終わってようやくお別れの儀式(生花を詰める)をされて出棺の運びに。結局30分くらい駐車場で待っていましたが、近しいご友人とかは最後にお顔を拝見してお別れするタイミングなどなく、どうなんだろうかと思った次第。
近くの出身の社員に聞いてみましたが、こういう流れは初めてとののことで、こちらのお寺さんの流儀なのでしょう。

ところで霊柩車の横に鳩小屋がありました。出棺の際に白い鳩を飛ばすようなのですが、これも初めて見ました。帰ってからググると同じようにやっているところがあるんですね。

ということで棺がつまれて、霊柩車が大きなクラクションを鳴らすのを合図に放鳥です。

10羽くらい飛んだのでしょうか。今まで鳩を飛ばすのは平和公園の式典くらいしか見たことなかったのですが、やるところあるんですね。

私はもう100回以上は葬儀等に出ていますが、こういのは初めて。葬儀というある程度確立された流れがあるなかでも、ところ変わればを痛感したご葬儀でした。

ご冥福お祈りします。合掌

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