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塞翁が馬かも

今朝起きてビックリ、福島沖で大きな地震があったのだな、亡くなられた方もいるとのこと、怪我をされた方、被害を受けられた方心よりお見舞い申し上げます。「可哀そうなお母さん!」というのでも書いたが、離れたところでの被害は、今自分がいる所からはあまりに遠く、自分事にはなかなかならない、せめて心を寄せて皆さんのことを思うしかない。

さて昨日のニュースでは「年金受給者に5000円案」というのが浮上していた。いつものポピュリス党からのプッシュの様で、呆れかえる。本当に年金受給者が必要としているのか?もっと緊急に必要な人がいるのじゃないか?と思うが、その某党の支持者=投票する人は年金支持者が圧倒的だから、そちらに傾斜的に金を渡すのだろう(憶測です)。それにOKする政権党も政権党だが、まあ金を配るのは当たり前だと思っている党員がいるところだからな。


先日から河井夫妻事件で滅茶滅茶になっている広島の県・市議会議員だが、その渦中の一人広島市議の木山徳和議員は、「受け取った30万円は陣中見舞いだと思った。」だから辞任したりしないし、裁判で争うようだ。まあ人それぞれの考えだろうが、見ていて感じるのは「それが何が悪い」という気持ちをお持ちだということだ。政治は金がかかるもの→金を配るのも必要→慣例のお金だから「それが何が悪い」ということでしょうな。

しかしそこが違うと思うね、普通の人は「お見舞い、お祝い」で30万はもちろん、10万貰うことはまずない(親戚からの祝儀不祝儀は別)。それを懐に入れること自体が、普通の感覚じゃないということなんだけどね。

でも木山議員が堂々と当たり前というのは、この政権党がどっぷりとそういう文化に染まっているということを図らずも露見させたということでもある。京都でもマネーロンダリングをしながら同様の金配りを続けているようだしね。

つまり「親の背を見て子は育つ」ということだが、特に国会議員だけでなく地方議員も二世議員がほとんどだから、親(実際の親、禅定前の議員、党本部)が当たり前のようにやってたことに疑問など持たないのだろう。

議員自体がそういう感覚だから、選挙のためにとまでは言わないけど、自分を支持している年金生活者に金配るというのは全く疑問に思わないのだろうな。

ところで全国紙の電子版や雑誌などでは「総理のおひざ元で自民大混乱」みたいな書き方を拝見するが、そんなことないと思うよ、塞翁が馬なんじゃないかな。結局今回でアウトになったのはもともと反FKの議員と、面従腹背でFKにニコニコしていたけど、肚の中は違ったという議員たちだから、追い出して嬉しいんじゃないかな。後は、後継議員でそういう反FKや蝙蝠的な候補を排除(非公認)すれば、願ったりかなったりと思うし、これからは河井夫妻みたいなFK派以外の落下傘候補や地方議員からの転出は出禁(出馬禁止)だから、保守王国というよりFK王国、つまり見出しは「総理のおひざ元はFK大磐石」だ。でもそれは広島の保守にとっては万歳だろうが、県民にとってはまた鬱々とする日々が続くということでもあるんだよね。

タイトル写真に意味はありませんが「陣中見舞いは、あなたにとって議員辞職の原因の一つとなります」by FK かな

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