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モン プティ リブレイリ

先日旅行したことは書いたし、特にここに行こうというのはあまり決めない旅行だったのが、実はその前日に近所の本屋(りんご堂)さんで「ちゃぶ台9」を購入した。

今号のテーマは地域の(小さな)書店さん。パラパラッと見ていると、おやっ今回の旅行の界隈の書店も2店あるじゃないか、もし時間があれば寄ってみようとメモしたのです。
日曜は三朝温泉で、倉吉に用事があったのでここに書かれていた「汽水空港」さんによろうと思ったが、旅館の時間に遅れそうで断念。しかしその前に「東郷湖羽合臨海公園あやめ池公園」に行っていたので、車窓からは確認しました。ちなみにあやめは良かったですよ、今年は少し時期が遅いのかな、盛りでした。

次回があれば「汽水空港」行きたいな。

次の日は前にも書いたように木次線のスイッチバックによったので、必然的に庄原か東城のICから高速に乗ることになるので、これはいい機会だと思って東城の「ウィー東城店」さんに行きました。


東城も久しぶりだが、「ウィー」さんはクリーニングの隣、道の入り口にパン屋さんがあり、駐車場に停めて女房はパン屋さん、私は書店に入りました。なかなか広いんだよね、「ちゃぶ台」に「雑貨屋」とあるように色々なものが置いてあるが、入って正面は農業関係の本や雑誌がドカンとある。なるほどだな。面白いわ。中をぐるぐる回り、確かに普通の本屋さんだが、やはりコーナーがいくつかあり、広島でもなかなか見かけないセレクトである。中に一冊本屋さんをテーマにしたコーナーがあり、「ちゃぶ台」もあったが、その横に薄い冊子「本屋の現在地」があった。これは先月発行したばかりで、広島の書店さんが作ったもの。これは見たことないなと購入(800円)。ついでに100分で名著の砂の女も買いました。なるほど、東城の街にはこのくらいの本屋さんは必要だなと思いつつ、パンを買った女房と合流し、車でインターに向かいました。

パン屋さんの名前は「mon petit chéri」で、「かわいい かわいい 私の息子」というフランス語だとか。車の中で「メロンパン」と「キーマカレーパン」(女房は「キッシュ」)をいただきましたがこれが美味しい。ここのパン屋さんは「ウィー」のお供にお薦めです。

家に戻ってその「本屋の現在地」を読んだのですが、少々悲しいのは地元の歴史ある大型書店の書店員さんの対談があるのだが、それが倒産(譲渡)した「フタバ書店」「廣文館」さんなんだよね。この座談会は去年あたりのものだったのかな、辛いね…。

また読んでいたらウィーみたいな広島に近い地域の書店さんの紹介もある。実は来月石鎚山に登ろうと思っているが、その時、ここに紹介されている松山の2書店さんに寄れそうだ。さらにもう1店、面白そうなセレクトショップみたいな書店があるがサイトを見ると店舗は引き続き休業とのことで断念。まあ一日一店が丁度いいかもしれないな。

石鎚山には朝登り始めようと思っているので、前夜登山口の入り口まで車で行くだけだから、松山市駅の近くにある「本の轍」さんに行って、近くで晩飯を食ってから登山口まで行こう。
2店目の「三帆堂」さんは三津浜ということだから、広島へのフェリー乗り場の通り道だ。もともと次の日山から下りてきて車で帰るのはしんどいからフェリーで帰ろうと思っていたのでちょうどいい。帰りのフェリーで読むのは「本の轍」さんと「三帆堂」さんで調達しよう。

がんばれ「mon petit librairie, Allez !」


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