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去り時、代役

昨日は「DUNE 砂の惑星」のことを書きましたが、そういえば映画で付き物は予告編です。流れるのがアニメ等が多いので食欲はわきませんが、本編が始まる前に見なきゃ仕方ない。暗くなって入場すると老眼で自分の席がよくわからないものですから…。
その中でにぎにぎしくやってたのがこちらの紹介。夏休み頃やるようです。

もちろん見に行こうとは思わないのですが、映画館で上映していたのもこちらの吹き替え版。
「怪盗グルー」の声はそう「笑福亭鶴瓶」師匠であります。これが物凄い違和感。師匠は私より年上だからもう70でショ、小さな子供4人のパパは物凄い違和感がありますし、声そのものがもう張りがない。最初に吹き替えやった頃はもっとつやのある力強い声だったのでしょうが、今はもう…。声の衰えは私自身老化で実感するものだけによくわかります。代役たてりゃいいのに。

そういえば「ちびまる子ちゃん」のTARAKO氏も急逝ということで、あのキャラクターと声がマッチしていただけに、後釜は困るでしょうね。
かつてルパン三世の声をやっていた山田康雄氏が逝去された後、そのものまねをやっていた栗田貫一氏がやるようになりましたが、こういうのは稀有な例。

役者だと声も動きも一体なので、年とるとそれを隠すのは難しいですから交代せざるを得ませんし、水戸黄門のように「東野英治郎→西村晃→佐野浅夫→石坂浩二→里見浩太朗→武田鉄矢」と変化するのは普通にありますけれど(だんだん安っぽくなる)、声優の場合は声だけなのでつい長年続けてしまいがちかも。意外と声から衰えるものです。
でも何ごとも始まりがあれば終わりがあるもの。芸能人も自分で終わりを決める、笠置シズ子氏の様な生き方もあるのではないでしょうか。

そういえばNHKの朝ドラは最近何度も再放送がありますが、私が見るのはBSの朝の土曜日の再放送くらい(といっても土曜の早朝みるだけですが)、3月までは「まんぷく」だったのでついチキンラーメンや、カップヌードルを食べたくなりました(タイトル写真はそれにちなんで)が、この4月からは「オードリー」だそうです。主役だった岡本綾さんもまた芸能界を去られた様子です。それもまたよし。


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