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day of shame for the state

朝BSでワールドニュースを見ながら出勤の支度をすることが多いのですが、MLBがある時は野球を流すのでワールドニュースが見れず誠に残念です。
NHKがBSプレミアムがなくなったのは正直舌打ちものですね。BS4Kはテレビを買うつもりもありませんが…。

さてそのワールドニュースですがBBCのトップニュースは国家的スキャンダルとのこと

HIV、C型肝炎、血液製剤、血友病?
ガーディアンで読んでみると

我が国のあの厚生省の不祥事、犯罪であった薬害エイズ事件じゃないですか、丁度日本テレビがやっていたのは、イギリスのこれがあったからか。

大きな問題となり1989年に被害者は裁判を起こしたのですが、当事者である政府、厚労省はのらりくらりと逃げていたものが、1995年に当時厚生大臣だった菅直人が一転して謝罪したのは記憶に残っています。
まあスタンドプレイとかいろいろ言われましたが、それでも多くの被害者に救済の道をつけたということでは大変な役割だったでしょうし、それは過去の政策に対するアンチが出来た政権交代による賜物。この頃は役人も危機感を持っていたのではないでしょうか。

しかしこの同じ根っ子の米輸入の血液製剤からの被害へのイギリス首相の謝罪が今年!遅い遅いと言われる日本より30年も遅れての謝罪とは…。
「day of shame for the British state」というのは誰に対して?

ただすごいなと思うのは5年間の公的調査で2500頁のレポートがあがっているということ。それもアップされています。

今からどの国が新型コロナおよびワクチンに対してこういった公的調査をして報告が行われるのか興味深いです。
ただ薬害エイズは日本でも実際に被害が発生してから20年、イギリスでは50年後ですから、当時の政府、権力者、役人、医者がリタイアした後でないと表ざたにならないとするなら、新型コロナもそれくらい後になって事実が白日の下になるのでしょうか。

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