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Listen to the Music All the time

ドゥービー・ブラザーズの広島公演行ってきました。

今回は50周年記念ツアーなのですが、広島が日本公演のトリだったので、他の会場のセットリストを事前に学習済み。「You belong to me」が入るか入らないかの違いはあったようですがほぼ毎回同じ(広島は入っていました)。

  1. Nobody

  2. Take Me in Your Arms (Rock Me a Little While)

  3. Here to Love You

  4. Dependin’ on You

  5. Rockin’ Down the Highway

  6. You Belong to Me

  7. Easy(新)

  8. South City Midnight Lady

  9. Clear as the Driven Snow

  10. It Keeps You Runnin’

  11. Another Park, Another Sunday

  12. Eyes of Silver

  13. Better Days(新)

  14. Don’t Ya Mess With Me(新)

  15. Real Love

  16. World Gone Crazy

  17. Minute by Minute

  18. Without You

  19. Jesus Is Just Alright

  20. What a Fool Believes

  21. Long Train Runnin’

  22. China Grove

  23. Black Water

  24. Takin’ It to the Streets

  25. Listen to the Music

50周年、更にマイケル・マクドナルドも加わっているので、まあ25曲はいずれも綺羅星(7と13、14が新しいアルバム「リベルテ」から)で、2時間圧倒されっぱなしでした。
全体的な感想としてはトム・ジョンストンは全く変わらない声とギター、パット・シモンズもバリバリ、リードギターのジョン・マクフィーも多才ぶりで凄くよかった。かつてのようなツインドラムではないのが少し残念でしたが、それでもパーカッションもあり十分雰囲気がありました。

私は初期の曲の方がロックのグルーヴ感が強くでていて、また私が中高生だった頃一所懸命聞いたので好きです。中期からはAORが強くなって、いいけど…という感じなので、今回はトリプルギターで、コーラスというよりはシャウトコーラスの大迫力で大満足でした。

で、この辺は異論もあると思いますが、マイケル・マクドナルドは演奏が良かったが、声が衰えたな~という感じを受けました。
もともとモゴモゴとした歌い方なので、それはそのままでしたが、高音は年とると出ないので、これは仕方ありませんが、音量が…肺活量が衰えているのだろうかしら。
マイケルの歌の時は照明がピンクになるという感じがまた笑えました。
観客も初期のロック系が好きなのは60代後半以上のオッサン(お爺さん)で、女性はどうもAOR系(マクドナルド系)で50代が多かったのかもしれず、それでピンク照明だったのかも。
しかしやはりAOR時代に一世風靡したマイケル・マクドナルド、さすがグラミー賞作曲・歌手だけあっていい曲ばかりだな~と感心しました。

この日演奏前に「タブレットとデジカメは使用禁止ですが、スマホはOK。ただしスマホのフラッシュは不可」という案内があり、周囲の方は大急ぎでフラッシュを×に設定しておられました。特に言われなかったから録音はいいんだろうな、と胸ポケットにスマホ録音セットして入れました。
@盛岡 岩手県民会館

@東京 武道館

@大阪フェスティバルホール

@横浜 パシフィコ横浜 国立大ホール


こんな感じですね。多分広島の演奏をスマホで撮った方もそのうちアップしてくると思います。

広島会場も結構撮っていましたが、これって私には理解できません。
コンサート、ライブはその会場で聴く、見るという一期一会の体験。スマホ越しに見るより、裸眼に焼き付けるように見る方が絶対心に刻まれます。
まぁ上記のように一所懸命に撮る人もいるから、後でそれ見せてもらえりゃあ充分、という下心もありますけどね。

アンコール三曲は他の会場同様に、広島会場も合唱でした。歌い出したら歌詞が思い浮かぶというのは、若い頃の脳細胞が動き出したのかとも思いましたが、よく考えたら割と中高生が言いやすい、理解しやすい歌詞なんですよね。
もう随分前なのですが、テレビで確か島根県の中学校の英語の先生が、口パクで洋楽を歌わせてリズムと音から英語を教えるというのを見た記憶があります。その時の曲はドゥービーだったような(違うかも)。

最後にコンサートの終わりに、バックステージのメンバーローディーたちへの感謝の言葉を言っていました。
ただ、一つ注文が。ドゥービーブラザーズ登場前にSound effectsとしてロックの曲がかかります。
私が会場に入った時はニール・ヤングだったので、ああ、その線で雰囲気づくりなのかと思いましたが、それがだんだん米から英に変わり、ザ・フー、ロッド・スチュワートまではまだしも、レッドツェッペリンがかかり、さらにクイーンと来ると、ちょっと違ってない?という印象でした。
SE担当はバックステージというよりも今回の招聘元のウドーのスタッフだったのかな?これはちょっと残念でした。

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