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白いTシャツ

いつもながら被災地にいち早く行き、行動し、発言する彼には頭が下がります。

印象的なのは彼が白いTシャツの姿であるということ。

私の友人で現職の国会議員がいますが、以前広島で大雨の土砂被害があった時に、丁度同窓会があり(私が幹事役)、そこに彼も足を運んでくれました。
実際は来れる人は来てねというもので、他の同級生同様に案内を出しただけでしたが、彼(の事務所)から連絡があり、「所用があり少し遅れる。秘書も同行する」ということで、まあご苦労なことだと思いました。
で、彼は遅れてきて、また早めに帰ったのですが、それについては全然何とも思いません。同窓会に顔を出してくれるのは誰であっても嬉しい事ですからね。

ただその時彼は「内閣府」というプリントが背中に入ったジャンパーで来ていたことについては「なんじゃこいつ」と思ってしまったのです。
彼が「被災地の関係で来ているよ」というのを「見て、見て」とPRしたかったという下心が露骨に見えました。別にジャンパーなんか会場(パブ)に入る前に脱いで、秘書に渡して入ればいいだけでしょう。

もちろんそのジャンパーは泥が付いているわけでもなく、汚れもない綺麗なものでしたから、被災地でどれだけ活躍したのかは推して知るべしであしましたね、かつて政務官がおんぶで辞任したことが重なりました。

一方山本氏は白いTシャツです。選挙の時によく見かけるような「本人です」とか「名前」が入ってものでもありません。「白」なんです。
肩書じゃなくて、私自身が汗をかいて、何が起きているのかを身体で知りたいのです。という意思表示だと思います。

で、こちらはスーツ姿の岸田君

「キチンと」お膳立てが整った所で、「キチンと」用意されたシナリオのまま、先方の「キチンと」した対応を受けながらの訪問。
もちろん「障害者が働くワイナリー」に足を向けることは大事だと思いますが、それよりもこの炎天下で復旧に大変な場所に行かないのはお粗末でしょう。それは大変な場所だとお役人が事前に「キチンと」お膳立てをして、段取りが出来ないからだと思いますがね。
事前の段取りなんてできる状態でないくらい困ってるところに足を運ばなければリーダーの資格はないでしょう。

国交相もビッグモーターの対応よりこちらが先なんじゃないですか?こちらとは北部九州、富山、秋田と沢山あるから頑張っていかなきゃ、「南無妙法蓮華経」も口だけなのでしょうか?

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