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年末ご挨拶

毎年この時期に年末ご挨拶をメールに添付してお送りしています。その一部をご紹介。

皆様(今年もお世話になった皆様にBccでお送りさせていただきます)

コロナ3年目の今年も何かと落ち着かない一年でした。師走恒例の「今年の漢字」は「戦」だそうで、ウクライナの侵略戦争だけでなく、先日総理大臣が防衛費について「国民が自らの責任」と発言するなど、なんとも復古調でやりきれない思いです。

今年非常に印象に残った「聖アウレリウス・アウグスティヌス」の言葉があります。

「私は逆境にあって順境を熱望し、順境において逆境を恐れます。この二つの境遇のあいだに、人生は試練ではないといったような、中間の場所はありません。この世の順境はわざわいなるかな。しかも、一つならず二重の意味で。すなわち、順境の内にはいつか逆境が来はしないかという恐れがあり、また順境のよろこびがいつかは滅びるという二重の意味で。まことに、地上における人間の生は、間断のない試練ではないでしょうか。」

まさにこの言葉が示している時代を私たちは過ごしているように思います。

皆様にはどのような一年だったでしょうか、このような年末のご挨拶は、15年目となります。お時間のある時にご覧いただければ幸いです。

そして、皆さまが元気に明るく年末を過ごし、そして素晴らしい令和5年の新年を迎えられますよう、心より感謝と共にお祈り申し上げます。
今年もありがとうございました。

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