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これも「もったいない」という訳になるのかな
先週初めまで掛布団はタオルケットで十分だったのが、台風と共に一気に寒くなりました。さすがに冬布団というわけにはいかないので、夏布団を出しました。女房はそれでも寒いと重ねて寝てます。
三週前から土曜日のウィークエンドサンシャインで二週続けてやったCTI特集ですが、秋になるとそのCTIの名盤の中で引っ張り出すのがチェット・ベイカーの「枯葉」。私はこの曲はもともとあまり好きではないのですが、秋といえばで、9月の「セプテンバー(アースウィンド&ファイアーの方)」と「枯葉」はこの時期定番としてよく耳にしますね。
私がこのLPの中で一番好きなのは原版のタイトルである「She Was Too Good to Me」ですね。歌もいい雰囲気です。このアルバムは、麻薬でメチャメチャになっていたチェットを復活させた名盤ということで有名ですが、よくぞクリード・テイラー録ってくれたと思いますね。まあチェットはこのアルバムが出た14年後にアムステルダムのホテルから転落事故でなくなっちゃうんだけどね。
このアルバムのジャケットはCTIのデザインの素晴らしさも良くあらわしたもので、点描画のような感じでドットがある。
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表だけじゃわかりにくいが、裏も広げてつなげてみると女性の顔だということがわかる。タイトル曲の「She Was Too Good to Me」から来ているんでしょうね。しっとりと秋に聴くにはとても良いアルバムです。
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ところでこの「She Was Too Good to Me」は女性がうたうときは「He Was Too Good to Me」になるんですが、私はこっちの方を先に聞いてグッときたのです。それはアン・バートンの名盤「ブルー・バートン」チェットもアンも両方秋の夜にはいいね
タイトル写真は京都の土産。原了郭の「黒七味揚げ銀杏」(ビールのお供)と葵家の「焼き餅」(彼岸の仏壇のお供)。秋らしいなぁ。
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