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渡船、あんぱん、サイダー、シャコの刺身の旅

この連休ですが、日曜日は石鎚神社にお詣りに行ってきました。もう10年以上、毎年節分明けに広島から「講」の皆さんとご一緒していたのですが、コロナの関係で大勢で詣でるのは禁止となり、ここ二年は個人で行くようにしています。今年も女房と二人で、広島を8時半頃経って、神社には11時過ぎに着きました。

到着して御祈願の受付を書いていたら声をかけられてビックリ。当社のナンバー2がご家族でお参りに来ておられました。約束したわけじゃないけど、時間もピッタリとは幸先良いかもしれません。もちろん会社の商売繁盛、家の家内安全だけじゃなく、ウクライナの平和もお祈りしました。

お詣りの後は早々に出発。今回は早めに尾道を少し観光しようということでしたが、さすがに尾道の市内は混んでいるだろう、特に駐車場は「満」かもしれないので、向島で降りて、向島側に停めて渡船で渡ることにしました。渡船は二か所あるのですが、千光寺に行ってみようということで、そちらに到着場が近い向島(兼吉)から 尾道(土堂)に行く方を選びました。とはいえ船着き場の近くには駐車場もなくウロウロ。近くの売店のおばちゃんに聞いたところ「あそこに空き地があって、空いていたら停めてええんよ」とのこと。行ってみたら、幸い空いていたので駐車場代はタダということになりました。ラッキー。

渡船には車が5台くらいはいるのかな、乗客は横に小さなベンチがあるのでそこに座ります。船が出たら乗務員さんが回ってくるので、一人100円の乗船料を渡し、穏やかな尾道水道を5分程度で渡り切り、土堂に到着。

そこから歩いて千光寺のロープウェイ乗り場まで10分くらい。さすがにロープウェイは人気で、二台待ちでしたが千光寺の頂上まで空中散歩。頂上駅からは5分ほど「文学のこみち」を下って千光寺に到着。さすがに景色が良いですね。
本当はロープウェイは往復券買ったけど、「文学のこみち」が思いの外傾斜があったので、また昇るのはやめて、ゆっくり下りました。「猫の細道」というのだそうですが、猫があちらこちらでのんびり、それを写メる観光客も多く、ゆったりした時間でした。

また商店街について、アーケードや海岸端をブラブラして、夕方になったところで、早咲きの桜を見ながら、一度渡船乗り場に戻りました。実は途中のSAで女房が忘れ物して、取りに行くことになったので…。再びのんびり夕空を見ながら尾道水道を渡り向島に到着。車で向かおうとしたら、船着き場の近くに住田製パン店というのが目に入りました。

夕方五時から1個65円にひかれて、あんパンを2個、メロンパンを1個買ったら、レジ横に見かけぬサイダーを発見。おじさんに聞いたらこの近所にある後藤のサイダー(5のマークがあるマルゴサイダー)で、一度廃業するところを若い人が引き継ぎたいということで、尾道に一軒残ったサイダーやさんだそうです。「島だけどいい水が出たのか?」と聞いたら「ここには昔紡績工場が沢山あってそこで水を使うので水を引いていた、そこから分けてもらって作り始めたと聞いた」とのこと。サイダーも美味しかったわ。人気の観光地のすぐ近くに意外なお楽しみってあるもんですね。

その後SAまで忘れ物を取りに行って、再びしまなみ海道を戻ってきましたが、もう7時頃になってお腹が空いたので、山陽道に上がる前に今度は尾道側の駐車場に停めて(さすがに駐車場はもう「空」ばかり)、ぶらぶら歩いて小料理屋さんに飛び込みました。シャコの刺身、鯛のアラ煮、手作り豆腐に釜炊きの白飯をいただきました(女房は穴子丼)。おいしかったな~。8時半頃尾道を出て、自宅には9時半過ぎに無事到着。堪能しました。

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