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南の旅~土佐・淡路編

高知駅に着いたのはもう17時。

18時に高知駅隣接のバスターミナルから桂浜行きのバスが出るので、それまで駅の土産物売り場を覗きました。何にしようかな…で見つけたのはやはりお茶です。「碁石茶」という珍しいものを発見。お茶を発酵させて固めてあるものらしく、そういえばテレビで中国の雲南あたりで同じように発酵させたお茶を飲んでいるのを見たことがありますね。今回阿波番茶~アアルトコーヒーときたので、この碁石茶にしました。

18時に桂浜行きのバスに乗ると、3つ目くらいで「はりまや橋」の交差点です。そうだ、ここはとさでんの桟橋線と後免・伊野線の有名なのダイヤモンドクロスのあるところ、あわてて撮りました。

バスに乗って高知市内を南下して30分ほどで桂浜に到着。高知市内は何回か来たことがありましたが、この桂浜には初めてきました。
時間はもう18時30分で、最終の一つ前の高知BT行きが19時30分発なので、1時間ほどと丁度いい感じ。夕焼けも見れませんでしたし、「月の名所は桂浜」ですが、あいにくこの日は新月。ブラリブラリと砂浜を歩き、

坂本龍馬とツーショット。

司馬遼太郎の「竜馬がゆく」は高校生のころ読んでとても印象に残っていますが、実のところあまり私は竜馬に親近感を持てないのはなぜだろうか?とつらつら思っていると帰る時間になりました。

7時半発の桂浜発のバスに乗り高知市内へ。途中の「はりまや橋」あたりは週末でもありもう結構な賑わいでしたが、そのまま駅に向かい、駅のコインロッカーに荷物を預け、手ぬぐいだけもって近所の銭湯に向かいました。


「高砂湯」という駅から5分程度の所。のんびりと風呂に使い、電車やバスのシートで堅くなった体を緩めました。こちらの銭湯は体に絵が描いてある人が何人かいて、さすが高知じゃわい(どこが?)と思いましたね。

風呂から上がると「喉が渇いた、腹が減った」と当然ながらなりましたが、近くにはよさそうな店は見当たらず、結局高知駅の近くにあった「居酒屋 土佐」という店に入りました。
カウンターに座り、とりあえずビールで一息ついて、鰹の刺身を頼みました。

さすが高知、ものすごくうまい。「他に何をしますか」と聞かれたのでメニューにあった「はらんぼの塩焼き」を頼むと、申し訳ない今売り切れた…とのこと、泣く泣く隣にあった「脱皮直後のエビ」=ソフトシェルシュリンプを頂きました。これも美味しかった。

お腹も膨れたところでぶらぶらと夜風を楽しみながら高知駅に戻ります。荷物をロッカーから出してバスターミナルに着いたらちょうどいい時間でした。
今回は神戸にいる娘と合流する予定があるので、三宮まで夜行バスです。23時10分発。


3列シートなので身体をのばしながら、またお酒のほろ酔いもあり早々に寝付きました。時間調整で淡路島で2時間ほど泊まるということでしたが、朝までぐっすりだったので「淡路の国」は夢の中で通過となりました。

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