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海の日の前日は再び書店

意気揚々と久万高原に10時半頃に着いたのだが、ここで11時からの定食屋があるらしいので、時間調整とトイレ休憩でまずは道の駅に寄りました。野菜とかの直売もあり、興味津々でしたが、それより定食!という気持ちだったので、11時まで休憩。
11時になったところで5分くらいの距離にある定食屋に向かいました。すると「本日休業」の立て札が!愕然としました。先ほどの道の駅でもあまり食欲の湧くものも無かったので、道中うどん屋でも寄ろうと、急ぎ松山方向に向かいました。

山の上から一気に30分くらい下り、砥部と松山の境辺りにうどん屋さんがあったので飛び込みました。といってもうどんレストランという感じの店だが、肚に背は変えられない。グウグウ鳴いております。そこで「じゃこ天うどん」をお願いし、ようやく一息つきました。

美味しいか?少しうどんが細くて物足りなかったね。まあ、松山市内で次の予定があるので、その近くで何か食べようと、松山市内に向かいました。目的地は前日に引き続き本屋さん。
「本屋の現在地」に紹介されていた「本の轍」というお店で松山市駅の近くにあるので、松山市駅の近くの駐車場に入りました。
先に、帰りのフェリーの予約。15時台の船もあったけど、少し忙しいので16時50分発にしました。
書店は13時開店ということなので、市駅の近くを筋肉痛の足をほぐすつもりでぶらぶら歩きました。本当はスーパー銭湯でも行きたかったのですが、それじゃちょっと帰りの時間がタイトになるな~。

さて13時になったので、「本の轍」に行きました。こじんまりしたいい感じのお店。本の関係の雑貨も売っているのだが、私の書棚にもあるような本が何冊もあったので、「ここは私の好きな本のある書店だ」と思ったし、ここの主人が選ぶ本は、私のゾーンに入っているはずだと、ワクワクしながらのんびりと棚を拝見。
するとZINEのエリアに「Neverland Diner」というシリーズの「二度といけない〇〇のあの店で」というものが何種類か街別にある。○○に色々な街の名前が入っているのだな。その中に「広島のあの店で」というものもあるので、手に取って読み始めたら、ご主人が「これもともと都築恭一さんの本があって、それが面白いと広がっていったんですよ。」

「へー、私広島から来たので」と本をめくりながらいうと「実は私も広島にいたんですよ、鶴見町でした」ということで、話が弾みました。
ご主人が「ところでどうしてこちらに?」と聞かれたので、三帆堂の時と同じように答えたら、「えっ、この『二度といけない広島のあの店で』の編者は『本屋の現在地』を作った方ですよ」といわれ、奥付を見てビックリ。そうなんだな~。もちろんこの本買いました。

あわせて雑貨の所に「aaltoコーヒー」があったので、これもいいですか?と購入。「これ、うちの店用のブレンドなんですよ」とのことでした。良い本屋さんには良いコーヒーがつきものですね。

お店を出て、まだ時間があるので、どこかで軽くうどんの隙間を埋めようとアーケード街を歩くと「ジャックと豆の木」なるお店を発見。階段の登り口には「J&M Modern Jazz」とあるではないか。

なんかいい雰囲気かもしれんをトントンと上がった二階にあがると、女将さんが「今日はランチが美味しいですよ」と伝えてくれる。

今日のランチはポークカツにカボチャの煮物とのことだったので頂きました。美味しかったのだが、サラダの水気が多くて、最後少しじっとりしてたのが残念。ただ、食後に出てきたコーヒーは美味しかった。

レコードジャケットが壁に飾ってあり、女将さんにリクエストできるんですか?と聞いたら「今はCDから掛けてるので、申し訳ないけど」と断られましたが、掛かっている曲も飾っているレコードも趣味が良い。2時頃だったけどお客さんも結構来店され、この店は松山でもいい店だと思う。

コーヒーもいただきのんびりして、店を出て今度は三津浜に向かう。実は昨日ゲットした「三津お散歩マップ」の中に「三津浜ソウルフード『三津浜焼き』」なるものが紹介され、狭い三津浜のエリアの中、10店の名前があった。これは試してみたいなと思うのは当然。マップから「三津浜焼き」の紹介を引用しよう。
「大正時代の一銭洋食にルーツを持つ三津のソウルフード。狭い地域に20店舗を越える三津浜焼きのお店が営業しています。それぞれに微妙な違いがありますが、そばかうどんが入っていて、半月型に折りたたんで出されるのが基本スタイル。地元民は箸ではなくコテで食べるのがスタンダード。」とある。広島のお好みと何が違うのか?と思うが、三帆堂のご主人によると違うらしい。ということで、このご時世テイクアウトとなり、コテで食べれないので「お好み焼日の出」に電話して3時半に取りに行きますとオーダー。
店の人に教えてもらいながら選んだのは「そば台付き肉玉油」というもの。船の中で夕食で一個、お土産に一個の2個頼みました。「台付き」ってどういうこと?「油」とは?やっぱり広島のお好みとは違うんだな。

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