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現在地は金太郎飴

日本の検察はどうしちゃったのでしょうか、これだけ続くと不手際の顔の金太郎飴みたいに思います。

この番組も検察の不手際が印象的なのでぜひ見てみたい。

もちろん広島の足元でも検察のポンコツなのは目立つ

もちろん非を認めないこちらも呆れる

こちらも

ググるとこんなサイトも

今年ETV特集で「誰のための司法か〜團藤重光 最高裁・事件ノート〜」という素晴らしい番組がありました。本放送、再放送二回見てしまいました。

この中の「大阪国際空港公害訴訟」は、訴えられた国、対象は国交省になりますが、それに法務省が協力し、裁判所の人事圧力で実際は白黒つかないグレイな結果にしてしまったものでした。

この番組を見る限り、裁判所(最高裁)は法務省の下請け、法務省は内閣の下請けで、政府に不都合なものは無理やり曲げてでも白を黒にするということがわかります。

もちろん検察も政府の言いなりなのは、安倍氏時代の黒川東京高検検事長を無理やり法解釈を変えて定年延長し、検事総長に押し込むという暴挙を露骨にした事で、同じ穴の狢ということがばれたようです。

となると、これも同じ穴の狢ということだろうとわかります。

我が国は以前からそうだったのかもしれませんが、インナー・サークル至上の国だと思います。
インナー・サークルとはwikiによると

  • 大人数の集団の中にある、少人数からなる集団のことで、力や影響力や情報などを持っている者たちのこと。

  • 興味や目的などを共有している人々(日本語では、「外部の人々」に対して「内部の人々」や「内輪」などと言っている)。

とあります。
インナーの中の人は「こっちに来るとおいしいよ」と誘い、インナー周辺の人は「なんとかインナーに潜り込まねば」と必死になる。
まあ首相の息子、親戚からしてそうでした。

インナーとは政経官それぞれだけでなく、それが密着して一つの団子になり、メディアあたりも、その団子に入ろうとする。
だから総理大臣と飯を食ったり、権力者と会合するのをヘラヘラとインナー外の人に喋るこういう人たちは、「俺って、インナー、あんたらと違うよ」と汚らしい顔で言っているわけです。

つまり検察、裁判所、政治家はインナーに取り入ってその中に潜り込もう、排除されないようにしようという信条でいるわけですから、「起訴取り消しで謝罪はしない」、「無理やり供述を誘導する」、「死刑事件も捏造を認めない」、「ゴーンの逃亡も誰も責任を取らず」、「女房の昔の疑惑ももみ消す」。それがインナーに残るための汚らしい生き方。それが日本の司法の現在地でしょう。


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