ご都合主義からみえるもの
今日は長崎の原爆記念日。私も過去ピースキャンドルの関係で伺いました。昔は記念日の前夜、8月8日の夜8時にやられていましたが、今は9月に開催。
こういう日、式典を単なる政治的なイベントにしてはいけませんね。
話は変わって先日こんな記事があり、ちょっと理解できませんでした。3中全会で採択されたこの「中国式現代化」ってわかるようでわからない。
どうやら中華民族の復興が目的であり、柱としては大きく3つあるようで
① 鄧小平に始めた改革開放は西側に向けての開放で、西側を近代化のモデルとしていたが、これからは社会と経済に対する党の統制強化が改革の目的となる。具体的には「一帯一路」「グローバル エ コノミスト360°視点発展イニシアチブ」「グローバル安全保障イニシアチブ」といった、週語句主導の枠組みの延長に現代化があるという方向に転換。
② 改革開放と表裏一体の経済成長第一という国策を改め、優先度が経済から政治にシフト。
③ 一党支配の合法性根拠が「経済成長と生活水準の上昇」から、「共産党、なかでも習総書記がいるから安全と安定が保たれる」との方向に転換。
それを「中国式現代化」というらしいけれど、結局視点を外と自国の比較ではなく、自国からの視点に変えるということになるのじゃないでしょうか。
何となく大きな転換ではあるものの自国第一、党第一のご都合主義であることがその本質かと。「中国式現代化」というのは「偏狭さ」と同意語かな。
ただ西側諸国はどうかと言えば、これまた自国、自グループ第一という底の浅さも露見しているということで、長崎の平和式典について。
なんだ岸田君がやった感を出していた広島サミットもやっぱり一皮むけば世界平和どころかご都合主義、西と東、南と北の利権争いから一歩も抜け出していない。これも見事な「偏狭さ」。こんなことした6か国は「料簡が狭い国」というのを万戸の人に見せたことに気が付かないのか?自国のユダヤ人、イスラエルシンパしか見えてないのでしょうね。
もちろん広島にも中には「だから広島見習ってイスラエルだけ呼べばよかったじゃないの」という人もいるようですが、それはまた仲間内を作りそれ以外を排除するという中国式現代化と全く変わりません。
8月6日の夜、原爆ドームでピースキャンドルを灯しましたが、近くにはパレスチナ支援の団体がシュプレヒコールあげていました。そりゃそうだよね、パレスチナ排除する方がどうかしている。
広島も間違っていたと思います、呼ぶなら全部呼ぶ、これからは世界各国招待なんかせずに来たい人だけ来ればよいのでは?
岸田君の顔を伺って排除の理論を掲げるようじゃ、広島もまた偏狭グループですよ。
さて、ご都合主義の旗振り役はこちら。
私はかつてTwitterやFacebookもやっていましたが、やめてしまってもう2年くらいになります。SNSの世界がなんだか嫌になって、今は日記代わりの備忘録としてNoteをさせてもらっています。
ただときどき他のサイトとか経由でXとかを見なければならなくることがありますが、もうログインすることなく「へ~」とチラ見するだけです。
ニュースでこういうの見ると、Twitter止めて良かったな(Xになる前に止めました)と思います。