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嘘ハウス

随分インバウンドの方が増えた。

人類に戦争、なかでも核兵器の恐ろしさと愚かさを知らしめる原爆ドーム。そして平和資料館。
タイトルしゃしはその平和資料館の北側、多くのインバウンドキャストが一服と、群れているところ。

左手の建物は何?近づいてみると

サミット資料館なのだ。19日開館らしい。

そして前日の地元紙のトップ記事が

こうもある。

「バイデン大統領は1年前、先進7カ国首脳会議(G7
サミット)で核軍縮文書『広島ビジョン』に合意したが、かろうじて記されていた『核兵器のない世界という究極の目標」すらお題目だったといえる。」

そして

「21年に発効した核兵器禁止条約は、前文であらゆる国の核抑止依存や、核兵器近代化への動きを懸念し、爆発を含めた核実験を禁止しているとされる。『核兵器のない世界」をお題目にしないというのなら、あらゆる実験に反対し、やめさせるのは基本中の基本である」

手厳しいが、当たり前だと思う。
そのお題目、嘘っぱちの広島サミットの成果を恥ずかしげもなく記念館として披露する前日の米の呆れ返った態度。

ここは紛れもなく核兵器廃止に背を向ける「嘘記念館、嘘ハウス」である。
それを平和資料館に隣接して建てた、日本政府、広島県、広島市、地元経済界よ、貴方達も大嘘つきなのだ。恥を知れ。

原爆ドーム、平和資料館の対局にある「理想に背を向けるシンボル」がこの記念館です。

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