見出し画像

琵琶・タブラから

私は音楽が好きですが、その一端に声や楽器にびっくりすることも好きです。
声だとモンゴルのホーミーという、低い声と, 高い声の2つの音を同時に発声するいわゆる倍音という歌い方。初めてこれを聞いた時は本当に驚きましたが、なんとも魅了されるんですよね。

楽器だと日本の楽器で一番好きなのは琵琶、薩摩琵琶ということでしょうか。弦楽器ですが、撥で激しくたたくところが好きなのかもしれません。

私は和太鼓のサークルにもしばらくいたので太鼓も好きですが、打楽器で一番好きなのはタブラ。私が中高生の時はジョージ・ハリスンを始めビートルズのメンバーがインド音楽に傾倒した時期だったし、有名なバングラデシュ・コンサートもあり、シタールやタブラの音は耳にすることがありましたが、その後カルロス・サンタナがジョン・マクラフリンと一緒にアルバムを作り、そこからマクラフリンがタブラ奏者ザキール・フセイン(去年の京都賞を受賞)とやったこちらは最高でした。

その京都賞受賞記念のザキール・フセイン氏の講演と素晴らしい演奏はこちら。

どうやらオリエンタルな楽器や声が好きで、更に打楽器系が好きということになりそうですが、先日ラジオで聞いてビックリしたのが「ダクソフォン」。弓で引くので弦楽器にも見えますが、どうやら引いたり打ったりするので琵琶にも近い。それもものすごく複雑な音が出ることに魅了されました。

その日本の第一人者(世界の第二人者?)が内橋和久氏。まずはどんな楽器なのかを氏のサイトから紹介。

ダクソフォン(Daxophone)の「Dax」は、ドイツ語でアナグマを意味する単語「Dachs」に由来するそうです。アナグマの鳴き声のように多彩な音を発することからこのように命名されたそうですが、そもそもアナグマの声って聞いたことないし…。でも出会い他はこちら

これは聞き方は琵琶風もあるし、音はホーミー的な所もあり、タブラのように複雑な組み合わせもある。しばらく追いかけてみたい。

それと実はもう40年くらい前に手に入れたカリンバがあります。いわゆるアフリカの各地にある親指ピアノです。コロナ前には広島にジンバブエのシンボッティさんの弾く親指ピアノ「ムビラ」のライブがあり行きましたが、凄かったんですよね。

親指ピアノは打楽器だし、独特な音階、さらにこの「ムビラ」には鈴みたいなのが付いていて、この音が重なり多彩な音になります。
ということで、図書館で「カリンバガイドブック 指で弾くオルゴール」という教習本を借りたので、練習したいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?