見出し画像

ペーパーウェイトと水

年を取ると終活もせねば…ということになりますが、それ以前に、どうせあと十年ちょっとだろうから、今更ほしいものなどがなくなってきます。
残る物より、今が大事。
テレビを見てると色々なイベント等で、一斉にスマホを掲げて撮影しているシーンがよく見られますが、あれ、何のために撮ってるんでしょうか。誰かに見せたいのか?自慢したいのか?それより二つの眼をバッチリ開けて心に焼き付けた方が良いのでは?そう思うんです。

ただ、子どものころからの習慣で、旅先で土産は買わないのですが、その代わりに不要なものを拾う癖は治りません。

サミットで広島脱出した時に徳島(日和佐)、高知(室戸岬、桂浜)と海岸を歩いたときは、ペーパーウェイトに丁度良い小石に貝殻も持ち帰りました。桂浜はさすがに砂浜なのでゲット出来ずでしたが。

チラシの上側が室戸岬、中の小石と木端は日和佐です

今年のお盆の恐羅漢の登山はあいにくの雨でしたが、道中ほとんど人に会うこともなく、静かな登山で最高でした。
小雨の中尾根道や樹林帯を歩いていると、足もとに折れた木が落ちており、本当は国定公園なので持ち帰りはいけないのでしょうが、手ごろな枝を持って帰りました。
これもペーパーウェイトに丁度よさそうですが、長いのでしばらく使ってから二つくらいに分けようと思います。

この恐羅漢登山の帰り、深入山の麓の温泉に入りサッパリした後、すぐ近く191号脇にあったこちらが目に入りました。

これは「深命水」だそうで、先に2Lの焼酎ペットボトルに10本くらい注いでいる方がいたので話をすると「月に一回は汲みに来る。本当に美味しい水」といわれ、一口飲むと冷たいし美味しい。
手元の500mlのペット3本注いで、少しお賽銭を入れて持ち帰りました。

家に帰って冷蔵庫で冷やしていた水道水と飲み比べましたが(ブラインドテスト)、私も女房も違いがわかるくらいの美味しさでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?