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日帰り愛媛旅行

さて日曜日は先週急遽、緊急入院したお袋を迎えに四国までというのは少し書きましたが、道中のことなど。

先週お袋の具合が悪くなり、病院で言われていた県病院がその科の当直がいないということと、県病院にお袋がかかったことが無いので断られました(ちなみに新型コロナではありません)。
そこで姪が四国(伊予西条)で医者をしているのですが、旦那も同業で相談したら「とりあえず総合病院の方がいいので連れてきてほしい」となり、私の妹(姪の母親)が車で連れて行きました。その結果入院ということになったのですが、落ち着いたので広島に連れて変えることに。
それで私が登場したわけです。実は前週も四国に車で行っていたので、二週続けてはしんどいな…という感じでしたので、松山まで往復フェリーにしたら車で走る道中は2時間ちょっとなので、そうすることにしました。

午前中に退院ということなので、11時位に着けばいいと朝6時45分に広島港(宇品)発のフェリーで行きました。

呉経由ですが、出航時間が干潮で潮が下がってるので桟橋からフェリー迄結構な下りで、そこが付くんじゃないかと不安でしたが、無事乗船。広島港からの車はトラックが2台、普通車(私は軽)が3台と少なく、客室に行ったらほとんど乗客はいませんでした。
周りが明るくなってきたので、港の手前のコンビニで買ったサンドとむすびで朝食(コーヒーは持参)。


呉からすぐに音戸の瀬戸になりますが、そういえば先日桟橋で事故があったっけ、と記憶が。

野次馬気分でデッキにあがりみると、なるほど結構ひどい壊れ方。岩壁の際なのに潮に流されてやっちゃうんでしょうね。

さて高速艇と違いフェリーはゆっくりなので、揺れもなく読書には最適です。

今回持参したのは二冊ですが、1冊の「崖っぷち銚子電鉄 なんでもありの生存戦略」は17日にある会合で、ここの竹本社長さんが講演されるので、事前勉強として読みました。いやなかなか波乱万丈で凄い話でした。もちろん崖っぷちは継続中のようです。
この本は図書館で借りたのですが、裏に「寄贈 匿名」とあります。

どういう人が送ったのかな、崖っぷちだけに銚子電鉄が全国の図書館に送るということはありえないでしょう。こういうのにも興味が湧きます。

これは講演聞く前に応援しとかないと…という気分になり「箱買いセット ぬれ煎餅プレミアム(ひ志お味・10枚入)12袋1箱」ポチッと購入しました。公園前までに間に合うかな…。

もう一冊は「天路の旅人」(沢木耕太郎)ですね、これまたすさまじい話でしたが、こちらは帰りにフェリーでハラハラしながら読みました(まだ読み終えてません)。
今回は乗り物会社+旅の組み合わせでしたが、船上にピッタリでしたね。

さて2時間半ほどで松山観光港に到着し、そこから松山ICに向けてGoでしたが、道中えらい道路規制が…

なんと「愛媛マラソン」開催で進入禁止とか右左折禁止の制限が出て、県外者としては大慌てでした。でもなんとか迂回してIC経由で伊予西条迄行きました。

予定通り11時前には到着して、受付でいうと(コロナで入れないのかな?と思っていました)、「○階ですからエレベータで上がったところのナースステーションに行ってください」とのこと、ヘーッ入っていいんだと上がって、お袋と合流(もちろん病室界隈には行けません)して、姪やその旦那と予後のことを確認して、西条を後にしました。

再び高速で松山に向かいましたが、人の多いところで昼食はいや、ということで石鎚のSAに入りました。私はうどん、お袋は焼き鯖寿司。う~ん、ここのじゃこ天うどん(630円)はあまりおいしくなかったな。

松山市内に入ったらマラソン規制は終わっていたようで、スムーズに松山港に着きました。お袋は退院したばかりだから3時間近くかけてフェリーというわけにはいかないので、ここでお袋だけ先に高速艇に載せて、広島港の桟橋で女房がお迎えということにしました。

私はその後に出るフェリーでのんびり一人旅。
帰りのフェリーは前も乗ったことがありますが、新しいフェリー(シーパセオ)でなかなか快適でした。

前の方の客室はそれなりに人が多かったので敬遠して、船尾の客室(ひき波のHANARE)にしましたが、こちらがガラガラで快適。

読書も進み、途中で売店のうどんもいただきました。しかしこのうどんももう一つ…。今回はうどん(きつねうどん650円)には恵まれない日帰り旅でありました。

広島港には16時45分には到着し、呉港で前に泊まっていた車は全部下りていたので、一番で下船することができました。

30分くらいで家につきましたが、先に無事に帰っていたお袋が病み上がりとはいえ、しばらく留守にしていたこともあり、ゴソゴソ動いてるののを横目に、先ずは風呂に入り、晩飯前に喉が渇いていたので、松山港の売店で買った「清見みかん酒」をグビリ。

これが意外と美味しい。草臥れていたので甘いのもいい。よく見たらこれって愛媛じゃなくて、兵庫の加古郡稲美町の醸造会社なんですね。娘が神戸にいるので、何かの時に買って来て貰おう。

というような日曜日でした。道中、船中はひたすらバート・バカラックを聞きながらでしたが、あれだけの曲を作るなんてすごいなぁ、とただただ関心した次第です。もちろん10時前にはバタンキューでありました。

そうだBSプレミアムで朝やっている「2022秋の旅とうちゃこ版」ですが、松山観光港の向かいに長々と横たわる「興居島」でした。お袋の乗った高速艇の向こう側の島です。

へー、のんびりとした、いい島じゃないですか。


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