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Take it Easy

ルヴァンカップはその前のナビスコ時代も含めて久々の観戦でした。平日の夜にやる試合は足を運ぶのが難しいね。今回は準決勝の二戦目が日曜だったので応援に行きました。
結果はご承知のように0-0のドローで、二試合あわせての決勝進出が決まりました。

実は前回サンフレッチェが出場した決勝戦は対ガンバだったが、仕事が金・土と横浜であり、土曜日の会議を早退して埼玉スタジアムに行って応援したのだったなぁ。そう、2-0とリードしながら逆転された試合。まことに残念で帰りの広島便の飛行機はガッカリしながら乗ったのだが、なんとサンフレッチェの選手も同便で、通路を後ろの方に進む選手たちに「ご苦労様でした」と声をかけることしかできなかった。広島空港に着いてトイレに行ったら隣はツインズのどっちかで「残念だったね」と連れしょん中に言ったが、微妙な反応だったな、相当悔しかったのがわかる。

さて22日は青山、柏、林、塩谷、柴崎と野津田があのピッチの悔しさを知っているのだから、是非今回晴らしてほしい。早速東京にいる次男に連絡し、国立での後押しを指示しました。

しかしつくづく感じたのは今年はシーズン初めに思っていたことと随分違ったな、ということ。もちろん圧倒的に良いシーズンなのだ。
開幕してからリーグ戦は5試合白星がなく、監督も足止めがあり、どうなるんだろうか…と不安しかなかったのがウソのようだ。もちろんルヴァンは決勝まで進むことが決まったし、天皇杯も準決勝に進む、リーグ戦も三位という素晴らしい成績で、結果タイトルが取れようが取れまいが本当に今年は素晴らしい一年だったと、随分と早いけど昨日スタジアムで国立行きが決まった選手の姿を見ながら本当にありがたいと思った次第です。

もちろんカップ戦、リーグもさらに良い結果をもたらしてほしいと思うが、勝敗は時の運。勝者があれば敗者もある。良き勝者になって欲しいし、結果敗者となるもグッドルーザーとして称えたいと思います。

さてリーグ戦も残りわずか、エディスタの試合も残り二試合で、もう素晴らしいシーズンが終わってしまうのかと思うのだが、残りの対戦相手はレッズ、ヴィッセル、コンサドーレにサガンと珍しいことに神戸以外は優勝や降格に絡んでいるチームがいない。
最終盤辺りの対戦相手に降格圏のチームがいると、こっちも嫌な気持ちだ。それは降格した過去を思い出したり、ギリギリ胃が痛くなるような残留だった年もあったから、相手チームやサポーターの思いが突き刺さるのである。
神戸の新聞を見ると、神戸を含めた降格争いのチームの残りの試合が出ていて、これは大変だなと思った次第です。

そういえば森保監督がシーズン途中辞任した2017年、なかなか降格圏を脱出できないサンフレッチェの試合を、必死になって応援したっけ。良いときだけ応援するのがサポーターではない、苦しい時に一緒に戦うのがサポーターだと信じて行ったが、それでも結果が付いてこないと、なんでこんな苦しいのだと思ったものだ。
ある時一所懸命闘っているんだから勝敗は時の運、勝つときは勝つし、負ける時は負ける。とスタジアムに被っていく帽子を「Take it Easy」と書いてあるものに変えたのだった。このシーズン直前に広島でジャクソン・ブラウンのコンサートがあって、この帽子を買ったのです。

降格圏にあるサポーターの皆さん、やるべきことは声援しかない。どの様な結果であろうと「Take it Easy」と受け止める気持ちがあれば、サッカー以外の何ごとであっても、逃げずに向き合うことが出来ると私は思います。

この動画はこの「Take it Easy」をブラウンと共作したイーグルスのグレン・フライの追悼で歌ったものです。

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