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Dead Men Walking、アホな人Reading

いや笑った笑った、なんと秀逸なタイトル。さすがイギリスの新聞はブラックユーモア満載です。

今回のイタリアのG7サミット。なるほどホステス役のピンクの装束は極右党首でもあるジョルジャ・メローニイタリア首相。欧州議会選挙で支持率トップだけあって意気軒昂ですが、あとはみな「Dead Men」なるほどね。
各国のDead Menを紙面のグーグル翻訳で抜き出しましょう。

取り乱した表情の世界のリーダーたちが次々にアーチをくぐり、主催者に迎えられた。選挙戦の戦場によって空洞化され、破壊されたその光景は、生ける屍の行進のようだった。
スーツを着た政治家たちは、これが最後のサミットだと知り、できればアフリカと移民に関する開会セッションをスキップして、健康診療所に直行してドアに鍵をかけていたであろう人々の表情を浮かべていた。


退任する欧州理事会議長のシャルル・ミシェル氏はG7の訪問者名簿のような、無意味そうな言文書に署名する前に、素早く握手を交わした。同氏は、自分の死刑執行令状に署名する男のように合しているように見えた。

次にアーチをくぐったのは、保守党史上最大の大敗となるかもしれない21日前の英国首相スナクだった。日本で行われた前回のG7サミットでは、スナク氏は広島カープの赤いソックスを履いてパーティーの盛り上げ役だった。今年のソックスは真っ黒で、ノルマンディー上陸作戦の記念式典から早々に退席したことで悪名高いスナック氏の付き添い人の唯一の指示は、最後のグラスを洗って片付けるまでそこにいる、ということだっただろう。


ドイツの首相オラフ・シヨルツ氏は、自身の政党が13.9%という欧州議会史上最低の得票率を記録し、スキャンダルだらけの極右政党「ドイツのための選択肢」よりも悪い結果を出した一連の選挙結果をまだ消化中だった。


日本の岸田文雄首相は2日前、支持率が過去最低の21%に落ち込んだことを知ることになる。岸田首相は9月に白身の政党から追い出される可能性に直面しており、メローニ首相に連れられてG7の死刑執行令状に署名した時、次回カナダで開催されるG7では会わない男がいると彼女は思っていたかもしれない。


次はカナダのジャスティン・トルドーという、見集えは良かったものの、またしてもレームダックとなった人物。彼の政党の支持率は、環境保護政策への反対もあって、過去50年間で最低を記録している。カナダの来年の選挙でも、彼は負けると広く予想されている。

次に到着したのは、フランスの政治を吹き飛ばし、その過程でおそらく自身の政党を破壊したばかりのエマニュエル・マクロンだった。二人の短い会話の中で、メローニは、最近ポビュリズムとの戦いで気が狂った男に、まだ正気の兆しがないか探していただろう。メローニの政党がファシスト的ルーツを持ち、マクロンがフランスで暴露し、打ち負かそうとしているものの多くを体現していることを考えると、二人の会話は礼儀正しいものだった。


ジョー・バイデン大統領は21分遅れで大統領が到着。サングラスをかけ、アーチを抜けて慎重にステージに上がった。死すべき運命をありのままに見せつけたかのようだった。


日本のメディアは、ヨイショばかりでこんなの書かないでしょう。まあ気分は観光気分の出張だし、外務省や政府あたりから懇親の鼻薬の提供もあろうから、プレス用に発表された見本の原稿を日本に忘れずに送ることが仕事のようだから、各紙横並びです。

全く広島で開催した意味のなかった広島サミットから一年。岸田氏はじめ皆さんが振り出した手形は揃って不渡りになっていることなど、頭にないのでしょうね、だって「Dead Men」なんだから、死人に口なしです。

で、日本の高級紙は皆こんな感じ。そもそも都知事選挙と北海道の女子高生の殺害事件ばかりで、サミットなんかほとんど取り上げられてない。こういうのしか読んでない人馬鹿になるよ


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