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100年前のピーター・パン、3年前の五輪
毎年広島市映像文化ライブラリーである「活弁」に行くのが楽しみです。今年は「ピーター・パン」。昨日から申し込み開始でしたので、早速に連絡し、参加葉書を送っていただくことに。
この映画は1924年の作品だそうなのでちょうど100年前のものです。
ディズニーのアニメのピーター・パンは1953年の作品なので、この作品の30年後になるのですが、どうもディズニーの商売っ気に影響されて、「ピーター・パンといえば」あのイメージが色濃く頭に染みついています。
私はディズニーは大したものだと思いますが、一方であのイメージが定着し過ぎていることにゾッともするのです。
もともとピーター・パンは1904年にイギリスで発表された戯曲だそうで、様々なピーター・パン像があったはずですが、気が付けばピーター・パン=ディズニーのそれ、になっています。
以前東京ディズニーランドに行った時、それぞれのお姫様が山車に乗って登場するエレクトリカル・パレードを見ていて、黒髪の提灯袖=白雪姫、ブロンドのアップでブルーのドレス=シンデレラ、ブロンドの長い髪でピンクのドレス=オーロラ姫と言うように、誰かがすぐにわかりました。
それに気が付いてドキッとしました。いつの間にかディズニーのイメージでプリンセスを捉えている、いや自分がディズニーのイメージに囚われているということに。
だから今回の100年前のピーター・パンが、ディズニーとどう違うのかも楽しみなのです。もちろん最大の興味はティンカーベルの大きさですが…
そんな活弁シアターですが、去年はロイドの「ロイドの巨人征服」でした
一昨年は「熱砂の舞」だったのですが、別の用事と重なりキャンセル。
その前の年は「吸血鬼ノスフェラトゥ恐怖の交響曲」でしたが、これは当日大雨洪水警報がでて残念ながら中止となりました。
私は毎年開催される活弁が好きなのは、活動弁士の語りにより、映像にリズムが強く出る所にあると思います。今日から受付で早々に申し込みました。
活弁シアターは7月28日の14時からなので、この日は近くにあるファミリープールでひと泳ぎしてから見に行こうと思います。入場料は高齢者なので340円。活弁も高齢者なので180円。軽く泳がないと寝ちゃうかな…。
この活弁シアターはちょうどパリ五輪中ではあるが、まあ興味もないし、水泳競技のつもりでファミリープールで過ごします。
そういえば先日、東京五輪(2021年の方)って誰がメダル取ったっけ?というのがサッパリ思い出せなかった。
それだけしょうもない大会だったのか、私のボケが進んでいるのか…
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