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ライブ!

日曜のメインは新広のCafe' BLEU(カフェ ブリュ)であった仲野麻紀さんのライブでした。ライブはコロナ前からお久しぶり、3年前のGlim SpankyがCLUB QUATTROだったので、随分ご無沙汰でした。
ところでBlueはフランス語で「青い」ですが、このカフェもなんかそんな感じのおしゃれな空間でした。でもCafe' Blueとくればスタイル・カウンシルの1枚目のアルバムタイトルですね。その中のこの曲はドンピシャ渋谷系でした。

ライブ会場はこじんまりとしたカフェで、私のついた6時15分、開演少し前には椅子が全席埋まっていました。といっても全部で20人くらいなんだけどね。1ドリンクで2500円を支払い、机が手近にない席だったのでこぼしちゃいけないから瓶ビール(カールスバーグ)を頼みました。

で、6時半に司会の方(ご本人は仲野麻紀広島後援会会長と自称されておられましたが)の紹介でスタート。

仲野さんはアルトサックスとクラリネットを手にしてマイクの前(私の2mほどの所)に立たれましたが、ソロでやるのか?リズムセクションは?と思ったのもつかの間。1曲目で激しいアルトソロでガツンとやられ、2曲目からはループを使って、複合リズムの感じも生み出して驚くばかり、もちろんソロで凄い空間を構築している。

今回は新しいアルバムの「OPEN RADO」からの曲が多かったようで、2曲目は仲野さんが住んでいるブルターニュの民謡「あの山の上へ」というものだったが、もうぞっこんやられてしまった。

3曲目は「ウスクダラ」で江利チエミでヒットしたので私も記憶がありました。仲野さんが演奏後に「この曲はギリシャ人、マケドニア 人、トルコ人、セルビア人とブルガリア人が『わしのとこの歌だ』と争うのがテーマのブルガリア映画『この歌は誰のもの?」があった」(本家、元祖争い?)と紹介されていました。

セッションは途中10分の休憩をはさみ、6時半から8時まで充実したもので、新譜以外にもサティのジムノペディ、大漁節やエジプトの曲など、本当に様々でした。
締めは仲野さんと東日本大震災前後にいっしょにやっていた盲目のエジプト人ウード奏者のムスタファ・サイードさんと共に演奏していたエジプトの曲でした。ちなみにムスタファ・サイードさんは劣化ウラン弾の影響で視力を失ったとか、それもあり福島原発事故にも思い入れがあるそうです。

アンコールはフランスの映画のための自作の曲でしたが、仲野さんの演奏全般を聞いていて、あれっウェイン・ショーター?フリージャズ?はたまたフランス風のメロディはジャンゴ?と彼女自身に入っている様々な音楽が噴き出す感じに圧倒されました。

ライブ後はCDを購入し、サインしてもらいました。また後援会会長からプレゼントと「断捨離CD」もおまけにつけてもらいました。

仲野さんはこのCDのタイトルにあるOpenradioというネットラジオもやっておられます。

この番組は面白くて、月の満ち欠けのタイミングでアップされます。昨晩が新月だったので新しいのがアップされるかな。
写真はきのうの日の出の直前、東にかかる月です。

今回はソロでしたが、前回の広島はOTIS!でウード奏者との共演もあったそうです。
そうそう、たまたまですが、昨日女房の友人の方が「来月芝居があるので、チラシを置いてほしい」と言われチラシを持ってこられたので、店頭に、また目立つように大きく拡大して表に貼るようにしました。その方と話をしていると、「いまOTIS!で馬頭琴の練習してる」とのことで、ビックリ。演劇も見に行きますが、OTIS!のライブもいかなきゃいけないかな。
「ましろひ散楽 カラヴィンカの窓22晩秋 広島アビエルト芝居小組公演第三番」がお芝居です。

追加です。スティングが広島に来るんだな。チト高いがどうしよう…
東名阪以外は広島だけということは思いがあるんだろう。


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