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90歳、78歳、70歳

休みに聞いていた3人のミュージシャンのお年です。

90歳はジャズギタリストの中牟礼定則氏の「ライブ・アット・シャイニー・ストッキングス」。現役バリバリの氏はもうすぐ90歳。私がコンサートでなく初めてライブハウスに行ったのは、このシャイニー・ストッキングスの中牟礼氏のライブでした。だからもう40年以上前になる。
年末から氏が色々なラジオ番組に出られ、誠に嬉しい。

次は先週78歳で亡くなったジェフ・ベック。昔持っていた「ベック・ボガート & アピス」のアルバムを探したが出てこなかったので、サブスクで聞きました。やっぱり素晴らしいスーパーバンドだったなぁ。
ジェフ・ベックは後年素晴らしいベーシストを紹介してくれた。タル・ウィルケンフェルドで、ベックは若手のミュージシャンと共演、数多く世に出した偉大なるギタリストでした。このアルバムの一曲目からやられました。

さて70歳は高橋幸宏氏。う〜ん、具合の悪いのは報道されていましたが、やはり…。
昔のレコード棚からYMOを久々にひっぱり出しました。

このアルバムで、彼のドラマと歌に一番感心するのは「デイ・トリッパー」じゃないかな。

それぞれジャンルは違うかもしれないが、私に甚大なる影響を与えてくれた音楽家。もちろんご存命の中牟礼氏にはまだまだ楽しんでギターを弾いていただきたい。

土曜日のETV特集は「弔いの時間(とき)」という葬儀場に関わる方々のドキュメントで素晴らしかった。故人と別れることはどういうことなのか、こうでなければならないというマニュアルに沿うのは簡単だが、果たして故人も遺族も友人知人もそれでいいのか、では私は、私の家族は、ということを深く考えました。

私はジェフと高橋氏を彼らの音楽を聞きながら偲びたい。

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