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電撃フみお GO! GO作戦

岸田首相のウクライナ訪問、しゃもじの件も嫌な感じですが、きちんと分析した方が良いところだらけなのではと思います。

しかし私は電撃訪問とか聞くと、連想するのが「電撃フリント GO! GO作戦」なんですね。

ジェームス・コバーン主演のこの映画。007みたいなスパイ映画というよりは、オースティン・パワーズのご先祖様みたいなパロディ、おバカ映画であります。
ふむふむ連想もそう間違ってはいないかも、岸田氏の電撃訪問も壮大なるパロディなんでしょう。手土産として「宮島のしゃもじ」を大統領に渡すのもまた…

さてこの電撃訪問について多くの人が知ったのは、WBCのテレビ中継の最中に飛び込んできた速報からでしょう。
その後色々報道されていく中で私が感じた違和感の一つは、キーウに着く前のポーランドで既にウクライナに行くことが報道されたこと。本当に安全を確保するなら、キーウに着く前後まで待って広報すべきではないのでしょうか?
そう思っていたらNHKでこの件についてありました。

なるほど、とっくに情報が洩れてNHKさんがポーランドで張っていたということですね、つまりNHK経由で情報公開してほしいという意図を政府側が明確に持っていたということですね。さすが御用メディア。

NHKさんは、この目の前の餌に飛びついたわけでしょう。ポーランドの駅頭の列車に乗り込む場面も、インパクトがあるからご褒美に撮って、流していいよ、という見え見えの大本営発表に便乗したということなんでしょうね。だから全然極秘訪問ではなかったということです。


もう一つメディアに対する違和感なのですが、あまりにお粗末だなと思ったことがあります。

このNHKの記事の前段には、インドへの同行記者が知らん間に首相が抜け出した…というところがあります。
この記者団は何しに行ってたの?本場のインドカレー食べに行くのがメインで、いつものろくすっぽ質問できない官邸記者と同じく、ぶら下がりだけすればいいという「鵜呑み記者たち」だったのでしょうか。

しかしここでもパロディ風が吹きます。
「しばらく時間がたって、岸田がいないのではないかという情報がかけめぐる。インドの“同行記者団”や政府関係者に混乱が広がった」とありますから、どうやらリークしてもらったNHKの本社から「ちょっと調べてみ」みたいなのがあったのでしょうね。決して「臭い!」と思うような能力のある記者達ではなかったと思います。

で、ほとんどの記者の皆さんは「臭い」とも思わず、白檀のお香の香りの中、ぐっすりと朝までお休みになり、NHK発の速報で飛び起きたということでしょう。で関係者に文句を言ってお終い…。
いつも大本営発表しか承っていない記者陣だから、いつの間にか本当に能無し記者になっていたんでしょうね。こちらが「ヨイショ」記事の見本かと。

さて、そういえば先日こういうのがありましたが、この後追い記事って誰も書かないのでしょうか?

さらにこちらも完全無視ですが、G7離脱した方がいいんじゃないでしょうか、除名される前に…。

今回「電撃フみお GO!GO作戦」の大盤振る舞い広報活動は、韓国上映、インド上映で関心が高まるように、両首脳をプレミア上映会(G7)のプラチナチケットを渡したことで、さらに続くのですが、上映会上の広島の受け入れキャパはとっくにパンクしており、この期間の日常生活は困難な状態に…。

市内中心部は真っ赤に

タイトル写真は、広島のカレーの名店「サンカレー」さんの「カツカレー大盛り」。フみお氏の大盤振る舞いにあやかりました。
このカレーはカレールーの水気が強くて、上手に食べないとシャツに散るんです。フみお氏は上手に裁けるかな?

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