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-7度21分40秒

当社は5時30分が終業の時間だが、先日までこの時間は暗かったが、今では結構明るい。私は家まで車で通勤するけれど、だいたい15分くらいで到着する。先日は6時30分からzoomで勉強会があったので、6時前に家にたどり着くため5時半過ぎ、早めに出たが、無灯火で家にたどり着いた。これからどんどんと日の入りも遅くなり、同時に朝の日の出も早くなるのだろう。寒い冬だけに結構なことだ。

帰り道は暗さが気になっていたが、行きは日の出の時間、太陽の位置が気になる。大体7時頃家を出るのだが、先週まではこの時間、太陽が半分くらい顔を出すか出さないか程度、だがこの所しっかりと昇っている。実は会社までの道はほぼ東西に走っているので、年に二回その道の真正面の低緯度にお日様がある。それ見て眩しいと思うだけでなく、ああもうこの時期になったのかと思うのである。来週には緯度もさらに高くなり、同時に少しずれて真正面にお日様は見えなくなるのだ。

今日の写真は3日前で、昨日は曇りで見えなかった、また今朝のお日様はもう少し北に移っていて、眩しさは随分減っていたね。

さてそのお日様だが、先日まではお日様が上がる前の時間の通勤だから、当然道中明るくなって、点灯しなかったんだよね。地平線に太陽は顔を出していないこの時間を「黎明」「払暁」「彼者誰」「明け」「夜明け」「暁」「東雲」「曙」と様々な呼び方があるそうだ。明るさによって変えているのかな。つまり太陽が昇る前の明るくなる時間のことだが、どのあたりに太陽がいる時間なんだろうかと理科年表を調べると、太陽高度が-7度21分40秒なんだそうだ。地平線の下にあるこの位置に来た時を「夜明け」と呼ぶのだそうで、逆に夕方まだ明るいけど太陽が沈んで太陽高度が-7度21分40秒に下りたときに「日暮れ」というそうだ。江戸時代では明け六つ、暮六つだそうだ。

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