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朴葵姫@ポポロ

土曜日に朴葵姫さんのコンサートに行ってきました。彼女のコンサートは過去広島で2回、東広島で1回見ており、今回で4回目になりますが、とても良いコンサートでした。
翌日地元紙にも紹介されていました。

今回の演奏は
1 スカルラッティ ソナタ
2 バッハ 無伴奏バイオリン・ソナタ第三番(1005)
3 バッハ 前奏曲、フーガとアレグロ(998)
4 バリオス 最後のトレモロ
5 バリオス 大聖堂
6 バッハ シャコンヌ(1004)
アンコール タレガ アルハンブラの思い出

でした。
「天使のトレモロ」という異名もある彼女ですが、今回は抑えめで、バッハ中心にきっちり演奏されました。
聞いていていずれの曲もギター用にバッハが書いたわけではないし、弦楽器の長く続く音が出せないギターですが、まるでギター用に作られた原曲のような気にもなりました。
それだけの彼女の解釈と技量を感じましたし、私ももう少しバッハを勉強してみようと思った次第です。

ここで忘れないように書いておきたいのは、冒頭「スカルラッティ」を引き始めた時、音が少し小さいように感じましたが、これは朴さんも言っておられましたが、今回はマイクなしでの演奏を選んだそうです。
確かにその後会場全体に音がなじんでいくと、本当にホールに響くような生音の演奏になっていきました。今回のポポロは初めて来ましたが、なかなかのホールでした。
広島ではどうしても大きな収容人数のホールを立てがちで、こういった1000人規模の音楽用のホールがないのが残念です。

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