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雪の朝@己斐

先ほども書きましたが、本日は雪の朝。自宅のある場所は、広島市の西側の山の中腹にあるので、市内中心部より温度は2度は低いし、雪も積もる。昨晩も8時過ぎには少し雪が降りだしていたので、今朝は車の通勤は無理だろうと、バス通勤の心構えでした。
7時11分に最寄りのバス停発の市内中心部行きのバスを待っていましたが、なかなかこない。このバスは己斐峠の向こう側、五月が丘発、アウトレット経由なので、雪の時はなかなか来ないが、今日も36分に大迫団地発のバスが先着したので、そちらに乗りました。

このバスを待っている間も目の前の道は結構滑りながら登ったり、下ったりする車が多い。このバス通りみたいな広めの二車線の道だから少しスリップしながら、タイヤをキュルキュル言わせても何とかなるが、その先の道のリスクは考えないのかね。
驚いたのは一般の車でなく、物流業者のトラックやタクシーもノーマルで滑っていることです。タクシーはお客さん乗ってましたが、なんとまあ。バスの道中もノーマルで滑りながらのタクシーも何台か見かけましたが、プロドライバーと呼べるのかな?

バスは最初の2つ目のバス停で、運転手さんがバスの真ん中にある乗車口(後乗り前降り)の自動ドアの開閉が上手くいかなくなったようで、センサーが寒さなのか、雪なのか雑巾もって直しているが、結局前のドアのみにして、前乗り前降りという緊急状態になりました。運転手さんご苦労様でした。

このバスは己斐小学校側でなく、イトーピア経由なので、沼田別れからフジハイツ方面の急な坂を登り始めました。この坂は急なので、私は冬タイヤの時もこの道は選ばず、己斐小学校側のバス通りを選択します(もちろん渋滞は承知の上)が、なんと坂の上に近い所で車が立ち往生しています。20分くらいしたら近くにある消防署員の方が5人くらい出てこられて押しはじめ、ようやくバスも進むことが出来ました。消防署にヘルプしたのか、署員が見るに見かねてかわかりませんが、あの車は消防署の駐車場辺りに止めておくしかないのだろうな。

イトーピアからはこれまた急な坂を下り、山陽本線の跨線橋に近づくと、なんと跨線橋のうえで建設関係のトラックが立ち往生。雪もある日に橋の上は気をつけなきゃダメじゃない。と横目で見ながら、会社の近くのバス停に付いたのは家を出てから1時間半、バスに乗って1時間以上。いつもなら20~30分というところですから、倍以上かかりました。

私は雪の日に車に乗らないのは、自分が滑るより、ノーマルタイヤの車が突っ込んでくるのが怖いからです。特に広島は市内に川があり、多く橋が架かっています。橋の上の凍結も怖いですが、橋の前後の少し坂になっているところが怖い、大体そこには信号があり、タイミングが悪いと、坂の途中で止まらざるを得ません。何回も前の車がズルズルと下がってきたことがあります。スリップし始めたら止まらないからね。

今日は昼から太陽が出るが、それほど気温が上がらないようです。ということは日中太陽でとけた雪が夕方は凍って帰って滑りやすくなる。帰宅の時間も要注意ですね。そんな当たり前のことなんですが、ノーマルで蛮勇を見せる人って、雪国でない広島には結構いるんです。くわばらくわばら。

市内から吉田にある会社に勤務する友人は、今朝4時半に家を出て2時間かけ6時半に到着とのこと。着いたところの会社の駐車場の積雪は30cmだったとのことで、車を入れる雪かきからスタートでくたびれたとのことでした。雪国の人、本当にご苦労様です。

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